マキノから堅田を目指し、走る。
湖と道の間に浜辺と松林のあるサイクリングコース。
「湖東より湖西の方が感じがいいなあ」と話ながら、走る。
「この道沿いにある家を一軒買って、別荘というのは如何でしょう。カヤックを湖に直ぐに運べるし」と話しながら、走る。
リタイア組が多い中、久し振りの長丁場ながら、調子よさそうに走る呑々殿。
「調子よさそうやね」と、シンガリと走行中撮影係を務める上総が、後ろから、呑々殿に声を掛けたところ、「アカン!脚が吊るぅ~。先頭に休憩しようと言うてくれぇ~」と。
休憩していると、近くの農家の軒先に干し柿が。
「干し柿を撮らせて貰います」と軒先近くにいた御老体に声を掛けたところ、その御老体、怪訝な顔。
御老体は干し柿を取られると思ったよう。
"撮る"と"取る"、日本語は難しいものです。
「干し柿の写真を撮らせて貰います」と言うべきであったかと、御老体を戸惑わせたことを反省!
これも一緒に撮らせて貰った。
花梨でしょうか?
農家で遭遇したハチ。
コガタスズメバチであろうか。
既に11月の下旬、ハチの活動時期は終わっているはずなのだが...。
休憩の後、一先ず、JR近江今津駅に向うことし、湖西を更に走る。
「やっぱり、湖東より湖西の方が感じがいいなあ」と、マキノを出発したときと同じことを話ながら、走る。
「街道沿いの家々の感じもいいなあ」と話しながら、走る。
JR湖西線近江今津駅に到着。
呑々殿は、用心に越したことはないので、ここでリタイア。
駅前で、六々殿、御典医殿、人麻呂殿、上総の4人で昼餉。
珈琲を飲み終わったところで、「ワシもここで帰るワ」と御典医殿。
「そやな。近江八幡"クラブハリエ"特製のバウムクーヘンを、早よ、孫さんに持って帰ったらなあかんしな」と御典医殿を見送る。
呑々殿、御典医殿との「近江今津の別れ」と相成りました。
フォト:2009年11月22日
(つづく)