人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『上総守が行く!』

kazusanokm.exblog.jp
ブログトップ
2010年 10月 18日

『秋ポタ/河、湖沼、そして、海辺へ』 kp-2

「今日のjitensha」@集合場所/JR成田線安食駅にて。
『秋ポタ/河、湖沼、そして、海辺へ』 kp-2_a0104495_450734.jpg

安食駅をスタートし、北印旛沼CRの起点であり、長戸川が利根川に流れ込む地点でもある、印旛水門に向う。

印旛水門近くの公園は「印旛沼"野点"ポタ」の"野点"場所候補のひとつであったが、印旛水門はルート外となったので、今後の参考として"視察"。

印旛水門をスタートし、北印旛沼CRを走る。
走り慣れたコースを、左手に北印旛沼、右手に田園地帯の、秋の風景を眺めながら走る。
稲刈りを終えた後の、蘖(ひこばえ)が青々と生える田圃に、前々日から前日昼頃まで降りしきっていた雨が溜まり、田植えを終えたばかりの如き風景を作っていた。
『秋ポタ/河、湖沼、そして、海辺へ』 kp-2_a0104495_450505.jpg

「大給殿、遠く向こうに富士山が見えまする」。
「何処に」。
「遥か、彼方。おにぎりの如くに」。
「おお、然様に御座りまするな」。
「今朝、我が天守からも富士を眺めることが出来ましたが、ここも富士のビュー・スポットに御座りました」。
「上総殿、こちら側には筑波山が」。
「ほんに。関東平野を挟んでの東西の両雄に御座りますな」。
遥か、遠くの富士にカメラを向ける。
『秋ポタ/河、湖沼、そして、海辺へ』 kp-2_a0104495_4511334.jpg
このフォトでは、遥か、遠くに、小さく見える富士は見付け難いが、上総には心眼で見える...。

暫く走り、我らが「カワセミ・スポット」と呼んでいる舟溜まりで一服。
この舟溜まりは、ドラポタ藩結成の切っ掛けとなった昨年10月の「北総のたび/龍角寺、北総のむらを訪ねて」のときに一服した場所だ。
更に、昨年12月、ハリポタ藩関東遠征で「北総のたび/白鳥の郷と龍角寺、北総のむらを訪ねて」の際に、この舟溜まりでカワセミを発見した場所でもあった。
その後も、上総は、一度、ここでカワセミが右から左へ飛んでいく姿を見たことがある。
まさに、「カワセミ・スポット」である。

この日の舟溜まりは、ポンプの音も高らかに何か作業をしていたので、カワセミが近づいてくる雰囲気ではなかった。

「上総殿、"野点"ポタのコース案は、西印旛沼風車前をスタートし、この辺りまで走り、折り返しということに御座りまするな」。
「然様。"野点"がメインゆえ、時間の都合上、今回は龍角寺や房総のむらには参らないこととしておりまする」。
「"野点"ポタの際、空気が澄んでおれば、富士と筑波山の両雄が眺められる辺りまで走るのも良さそうに御座りまするな」。
「それは名案に御座りまするな」。

再び、走り出し、暫くすると「ペリカンのかん太くん」のいる辺りに差し掛かる。
目を凝らすも、かん太くんの姿は見えなかった。
北印旛沼の風景をカメラに収める。
『秋ポタ/河、湖沼、そして、海辺へ』 kp-2_a0104495_451563.jpg
左手の木立の上空に、大きなトビのようなものが飛んでいる。
パラグライダーだ。
これは、遥か遠くの富士の姿と違って、心眼でなくても見えるはずだ。

フォト:2010年10月11日

(つづく)

by kazusanokami | 2010-10-18 19:23 | 印旛沼、佐倉、検見川浜の旅


<< 『秋ポタ/河、湖沼、そして、海...      『小貝川/豊田堰"水... >>