2011年 01月 08日
手賀沼東端の曙橋を渡り、手賀川左岸サイクリング・ロードを走る。 手賀川沿いのカワセミ・スポットに至る。 土手の下から「天空のベデワン」を撮って、愉しむ。 カワセミ・スポットから少し先に、一本、杭が立っていた。 杭の先に何か留まっているように見える。 じっと見る。 いた!カワセミだ! 今年は、夕方のシルエットと逆光のシルエットではあったが...。 カワセミ・スポットは、今のところ、1勝2敗だ。 印旛沼のカワセミ・スポットまで行ってみようと、更に東へ走る。 ARAYA氏やSONY氏との会話は愉しいものであったが、少々、時間を費やした。 JR成田線小林駅近くで、時計は12時半を指していた。 空腹を感じる。昼餉を摂らねばならない。 このまま、北印旛沼まで走り、印旛沼水産センターの「周年うなぎ」を食してみようと思い、開店しているかどうか、センターに電話をする。 午後6時まで開店しているとのことであった。 再び、走り始める。 左へ向うと「本埜村 白鳥の郷」だ。 先に「白鳥の郷」に立ち寄ってみるか、「周年うなぎ」が先かと葛藤。 葛藤せねばならないほど、大げさなことではないが...。 「周年うなぎ」を食し、北印旛沼を巡った後、「白鳥の郷」に来れば、夕方、採餌を終えた白鳥が、丁度、戻って来る頃となる。 と、思うも、空腹感が先に立つ。 新年でもあるから、「周年うなぎ」に「執念」を燃やすことなく、穏やかな心で、と思い、印旛沼水産センターの「周年うなぎ」は後日のこととし、近場の安食(あじき)にある「さかた」の鰻を食することとし、「白鳥の郷」に向った。 「白鳥の郷」に至る。 ハクチョウ、そして、ハクチョウと共に遊泳する、オナガガモとハシビロガモを眺める。 ヘラのような嘴を上手く使って採餌するハシヒロガモの泳ぎを眺めるのも愉しい。 彼の地に駐在していた頃、"Ferragamo"ブランドの製品を眺めながら、仲間内で「フェラガモってどんな鴨?」ってな、冗談を言っていたことを思い出す。 ハシビロガモは、漢字では「嘴広鴨」と書く。これは言い得て妙である。 英名は「shoveler」である。これも言い得て妙である。 ハクチョウを親と思って、迷い込んで来た、絶滅危惧種、天然記念物のヒシクイ。 北印旛沼の帰りに立ち寄ることを止め、即、「白鳥の郷」に向ったことは正解であった。 「白鳥の郷」の詳細は、1月5日付弊ブログ「上総の白鳥レポート/2011年1月4日」を参照されたい。 安食の「さかた」で鰻を食する。 北印旛沼サイクリング・ロードを走る。 カワセミ・スポット近くに至る。 水辺に立つ数本の木の一本に、何やら鳥のようなものが見える。 猛禽類だ。 飛び立つなよ、飛び立つなよと念じながら、急ぎ、jitenshaを停め、カメラを構える。 シャッターを切った瞬間、飛び立った。 連射で追い掛けるも、白鳥の飛翔と異なり、動きが早い。焦って、上手く追尾出来ず。 唯一、撮れたのが、この一枚。 フォトは一枚だけながら、小型猛禽類を間近に見ることが出来、大満足! 舟溜まりのカワセミ・スポットを眺める。 舟の舳先近くに鳥と思しきものが見える。 殆ど、「鳥見病」状態に...。 時計を見ると、既に、午後4時を少し過ぎている。 ここまで来たのだからと、北印旛沼と西印旛沼を繋ぐ捷水路入り口のカワセミ・スポットに向う。 北印旛沼のアイドル、かん太くんも健在。 捷水路入り口近くのカワセミ・スポット。 カワセミの気配はない。 何れ、この竹が沼に立てられ、カワセミの止まり木となるのであろうと思いながら、既に、日暮れ時、この日の鳥見はここで終わりとした。 JR成田線小林駅まで走り、輪行にて帰途に。 この日の収穫は、 一、カワセミは1勝4敗であったが、2年連続で、正月に二日続けて、しかも、奇しくも、3日と4日と期日も同じで、大満足! 一、カワラヒワを新たにベンキョー出来た。 一、ムクドリの♂と♀の見分け方がベンキョー出来た。 一、小型猛禽類の、間近での鳥見が叶った。 一、ポタの楽しみのひとつは、見知らぬ人たちとの歓談。今回も、ARAYA氏やSONY氏との歓談が叶った。 一、「白鳥の郷」写真集のカメラマン氏のお陰で、「日の入り、月の出、"月に白鳥"のタイミング」や「ヒシクイの存在」を知ることとなった。 走行距離53.39kmの、収穫の多い「鳥見ポタ」であった。 フォト:2011年1月4日 (完)
by kazusanokami
| 2011-01-08 23:54
| 鳥
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