葦の原の岸辺から護岸工事が施された岸辺となる。
護岸には地震の影響は見られないと思いながら、後ろを振り向いたところ、拙いこととなっている、里山近くの民家の屋根瓦が目に入った。
お気の毒なことである。
手賀沼沿いに設けられた、ビオトープを通り過ぎようとしたところ、妙な鳥が目にはいった。
一瞬、枝をくわえているのかと思わせる鳥であった。
一ヶ月ほど前に、この近くで、コゲラを鳥見していた際、通りかかったご婦人から「先程、向こうで、イソシギらしきものを見た」と聞いたことを思い出した。
しかし、イソシギにしては、嘴が太過ぎるし、長過ぎる。
自宅に戻り、「嘴が長い。羽が茶色」と打ち込み、検索したところ、「タシギ」と判明。
名前は知っていたが、初めて見る鳥であった。
鳥の次は花。
ハナモクレンに続き、ハナミズキを愛でる。
カイツブリ。
目の色が独特だ。
杭を打ち、浚渫した泥での埋め立てが始まっているところもある。
ここもビオトープが出来るのであろうか。
杭の向こうにカワウが止まっている。
水鳥の休息にはもってこいの場所である。
フォト:2011年3月27日
(つづく)