人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『上総守が行く!』

kazusanokm.exblog.jp
ブログトップ
2011年 09月 14日

『私は雨男なのだろうか?否!ポタリング』 rm-2

"コンスタブルの里"を思い起こさせる風景を後にして、暫らく走ると、雨がパラパラして来た。
背嚢に雨除けカバーを被せる。
deuter製背嚢は底に雨除けカバーが収納されており、ファスナーを開け、これを引っ張り出し、被せるだけなので、これは優れものだ。
ただ、雨除けカバーは黄色いビニールで、幼稚園バック色、或いは、小学生のランドセルの交通安全のカバー色で、何となく気恥ずかしい(「黄」恥ずかしいの駄洒落ではありません)。
しかし、雨中では、四輪ドライバーの目に付き易い色であるからと納得している。

しばらく走るも、どうも雲行きが怪しいので、家に戻ろうと思い、Uターン。
しばらくすると、パラパラと降っていた雨が、急に大粒の雨に。
100mくらい先の、柏ふるさと大橋の下に走り込み、雨宿り。
少し濡れたが、ずぶ濡れにはならずに済んだ。
Uターンしたのは好判断だった。
散歩の人、犬を連れた人、自転車の人、そして、若い父親はインライン・スケート、幼き少年は自転車の親子もと、次々と雨宿り。

暇つぶしに、否、天気の情報収集と前日の「江戸前ポタ」の様子を聞くため、雷鳴轟く南の方角にある urys 市に住まいする大給守殿にケータイ糸電話。
「只今、手賀沼をポタ中。雷雨となり、橋の下で雨宿り中。雷は南の方で鳴っているので、urys 方面あたりから来ているのではないかと」。
「先程まで土砂降り。30分程で止み、今は晴れています。葛西臨海公園あたりまで、ひとっ走りと思っています」。
「様子、了解です。こちらも直ぐに止むでしょう。情報、深謝」。
前日のポタの様子なども聞き、暫し、ケータイ糸電話で歓談。

更に、暇つぶしに、否、ハリポタ藩六々守殿とは、ポタ中、時々、お互いのポタを"実況中継"しているので、彼にケータイ電子飛脚便を遣わす。
「これこれしかじかにて、只今、雨宿り中。オイラは雨男ではないと自認しているが、ひょっとしたら、雨男かもね。まあ、通り雨やから、雨男の条件は満たしていないとも言えるなあと自問自答中」と送信。
早速、「鍛錬怠りなく、ですな。当地、真夏日。昆虫探索に行って、今、帰ったところ。バッタを追いかけて走り回るヘンなオッサンです。雨男は○○です」との返信あり。(筆者注:○○はハリポタ藩の某殿様。彼の名誉(???)のために伏字とする)

30分足らずで雨は上がった。
さて、進むべきか、戻るべきかと、ハムレットの心境(大袈裟でしょ)。
再び、降っても、小生が濡れるのはよい、愛馬ベデワンには濡れるのは我慢して貰おう、しかし、背嚢は雨除けカバーはしているものの、勝負カメラが入っており、この勝負カメラが気になるところだ、とあれこれ考え、一旦、家に戻ることとした。

帰りかけて、柏ふるさと大橋の上から南東部を眺めると、遠く、青空が見える。
ここで帰っては「雨男」になってしまう。
もう一度、走り始めて、再び、雨になったら「雨男」になっても仕方がない、しかし、雨が降らなかったら「雨男」の汚名は被らずに済む、と、またまた、あれこれを考え、結果、先に進むこととし、Uターンして、再び、手賀沼CRを走り始める。

前方、南東部の空模様。
高さの関係か、先程、橋の上から見えた青空は見えない。
『私は雨男なのだろうか?否!ポタリング』  rm-2_a0104495_0241510.jpg
右手後方、南西部の空模様。
垂れ込めた雲の向こうに青空と高く湧き起こる入道雲が。
『私は雨男なのだろうか?否!ポタリング』  rm-2_a0104495_0244944.jpg


フォト:2011年9月11日

(つづく)

by kazusanokami | 2011-09-14 20:03 | ポタリング


<< 『私は雨男なのだろうか?否!ポ...      『私は雨男なのだろうか?否!ポ... >>