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『上総守が行く!』

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2012年 02月 10日

『ジム・ブランデンバーグ写真展/A TRIBUTE TO NATURE』 jb-1

『ジム・ブランデンバーグ写真展/A TRIBUTE TO NATURE』 jb-1_a0104495_0575449.jpg

新宿/KONICA MINOLTA PLAZAで開催中の特別企画 『ジム・ブランデンバーグ写真展/A TRIBUTE TO NATURE』に足を運びました。
これは、"ハリマ・フィールドワーク・クラブ"の松柏木殿から、是非!と薦めのあった写真展でありました。

本写真展に寄せられた、ジム・ブランデンバーグの言葉。
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35年間、世界の辺境を旅して異国の地を巡りながら、「ナショナル ジオグラフィック」をはじめとする各誌に写真を提供してきました。
これらの土地には1台のシンプルなカメラさえあれば、誰にでも優れた作品が撮れるのではないかと思われるような圧倒的で力強さに溢れた光景がありました。

幸いにも私は国際的な出版社の支援により惜しみない資金と優れた機材、最高の撮影環境に恵まれました。

本展の作品は今回の展示のために日本の主催者によって独自に選ばれたものですが、驚いたことに、その半数が私の所有地内、もしくは自宅から歩いて30分以内の場所で撮影されたものでした。
私はミネソタ州内の3カ所に生活の拠点を置いています。
辺りを散歩するときは大抵カメラ1台と2つのレンズ(広角および手持ち可能な範囲で焦点距離が長い望遠の2点)のみを持って出掛けます。
今回の展示作品で三脚を用いて撮影されたものは7点だけでした。

このことは私の撮影スタイルをよく表しています。
そればかりではなく、被写体を理解し、被写体と特別な関係性を築くことが、撮影者にとっていかに重要であるかを物語っています。
私は自らが愛するこの人里離れた土地で、豊かな景観に恵まれて暮らしています。
これは実に幸せなことといえるでしょう。
しかし自らの身近な場所に被写体を追い求める熱意さえあれば、誰もが、本展の作品に見られるような視覚世界の豊かさに触れることができるものと思います。
加えて言うならば、日本は写真家にとって大変魅力的で文化的にもまた自然界においても、世界で有数の被写体に恵まれた国であるように感じています。

ジム・ブランデンバーグ
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大家の言葉は琴線に触れることばかり。

「これらの土地には1台のシンプルなカメラさえあれば、誰にでも優れた作品が撮れるのではないかと思われるような圧倒的で力強さに溢れた光景がありました」。
然り!
撮ってみたいという衝動に駆られる被写体に遭遇することがあります。
そうした被写体を見付けるのは、自分の感性、と思うこともあります。

「本展の作品は今回の展示のために日本の主催者によって独自に選ばれたものですが、驚いたことに、その半数が私の所有地内、もしくは自宅から歩いて30分以内の場所で撮影されたものでした...」。

生活拠点は、大家とは異にしますが、小生も自宅近辺や近郊をカメラを持って、jitenshaで。
手賀沼や印旛沼、利根川や利根運河、北新田、柏ふるさと公園...。

「辺りを散歩するときは大抵カメラ1台と2つのレンズ(広角および手持ち可能な範囲で焦点距離が長い望遠の2点)のみを持って出掛けます。今回の展示作品で三脚を用いて撮影されたものは7点だけでした」。

然り!
小生は、TAMRON AF 18-270mm(35mm換算 27-400mm)1本を携えて。
勿論、三脚は不携行。
jitensha ということもあって。

「私は自らが愛するこの人里離れた土地で、豊かな景観に恵まれて暮らしています。これは実に幸せなことといえるでしょう」。

「ジムさん、私も自らが愛する手賀沼近くで、豊かな景観に恵まれて暮らしています」、そして「jitensha で、ちょっと、足を延ばし、近郊へ遠出も。幸せなことです」と語り掛けたいですね。

「自らの身近な場所に被写体を追い求める熱意さえあれば、誰もが、本展の作品に見られるような視覚世界の豊かさに触れることができるものと思います」。

然り!
カメラを携行しているときと そうでないときでは、目に入るものが全く違うのです。

「加えて言うならば、日本は写真家にとって大変魅力的で文化的にもまた自然界においても、世界で有数の被写体に恵まれた国であるように感じています」。

ジムさんと一緒に、カメラを携え、jitensha で走ってみたいものですね。
それは叶わぬこととしても、これからは、いつも、ジムさんと一緒に、という気持ちで...。

続いて、39の作品をゆるりと鑑賞。
それらについては、第二話で。

フォト:2012年2月5日

(つづく)

by kazusanokami | 2012-02-10 23:57 | カメラ


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