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『上総守が行く!』

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2012年 03月 08日

『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2

先程は、土手のアスファルトが取り除かれた光景を見た。
工事をしている人影はないが、土木機械1台だけが作業をしていた。
槌音高く、というに相応しい感じであった。
ワン・マン・オペラレーターさん、ご苦労様。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_03810100.jpg
ビニールシートで覆われた土手が続く。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0383249.jpg
撤去された、白い柵が保管されている。
白い柵が積み上げられいる中、夏草がそのまま立ち枯れている。
大震災から、春、夏、秋、冬と過ぎた、時間の経過を感じさせる。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0385165.jpg
この辺りからは、遠く、筑波山を眺めることができる。
くっきりと見えたり、うっすらと見えたり。
この日はよく見えた。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_039658.jpg
ズーム・アップで。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0392876.jpg
土手の上に上がってみた。
夏草が立ち枯れている。
いつも走っていた道でもあり、寂しさを感じる。
被災地の人たちは、春、夏、秋、冬と被災の光景を見ながら、何倍、何十倍もの寂しさを感じていることであろう
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0411653.jpg
ビニールシートは土手の法面だけかと思っていたところ、土手の道がビニールシートで覆われていた箇所もあった。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0413420.jpg
立て看板を見る。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0415019.jpg
「ご迷惑をおかけしています」。
いえ、いえ、全く、そんなことはありません。工事、ご苦労様です。
「平成24年4月30日まで」。
この区間は4月末に完成と理解。有難いことだ。
「河川災害復旧工事(23災河第22号その2)」。
「発注者 千葉県土木工事事務所」。
震災被害のあった河川は、各地でこうした番号が採られ、予算が執行され、工事が進められているのだ。
河川以外についても、推して知るべしである。

一般道から土手に上がる道に至る。
『北印旛沼CR被災復旧状況記録』 kn-2_a0104495_0421619.jpg
この道を上がり、土手の道を横切り、坂道を下ると、舟溜まりがある。
この舟溜まりでは、ハリポタ藩関東遠征の際、六々守殿から、カワセミの鳴き声を聞きながら、その姿を見つける方法を教わり、そのときも、カワセミを1羽、見ることが出来た。
それ以来、ここは北印旛沼の「カワセミ・スポット」のひとつとなり、その後も何度か、この場所でカワセミを見た。
そして、或るときは、オオタカと思われる猛禽類も。

舟溜まりが無事であることを念じながら、坂を上った。

フォト:2012年1月7日

(つづく)

by kazusanokami | 2012-03-08 23:58 | 北印旛沼CR復旧工事状況報告


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