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『上総守が行く!』

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2012年 12月 12日

『赤穂浪士討入凱旋の旅 2012』 at-3

永代橋を東詰から西詰に渡り、左折し、大川右岸を少し走り、中央大橋、相生橋を経て、旧・東京商船大学(現・東京海洋大学越中島キャンパス)に至る。
赤穂浪士が討入本懐成就のあと、泉岳寺まで辿った経路は、本所松坂町から大川左岸を下り、永代橋を渡り、霊巌島を抜け、鉄砲洲/旧浅野上屋敷前を経たと思われるが、我らは、今回、2010年の討入凱旋ポタの経路と同様に、上述の経路を辿り、越中島へ寄り道したのであった。
寄り道はドラポタ藩の得意とするところである。

「南国守殿、貴殿は討入凱旋ポタ初陣にて、貴殿に敬意を表し、越中島寄り道ルートを選択」、「南国守殿、大学構内に入れますでせうか。貴殿の顔で」と、旧・東京商船大卒の南国守殿に語り掛ける。
南国守殿、正門守衛室へ。
「オーケー、オーケー。jitensha に乗ったまま、構内を巡りませう」。

公孫樹と一号館。
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1号館アプローチ。
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1号館内/黄葉の光り。
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1号館内/扉の環。
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扉の環を抜ける影 (フォト/大給守殿提供)
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この影の風景、何処かで見たような...。
そうだ!映画「遊星からの物体X」のポスターだ!

構内を走る(フォト/大給守殿提供)
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菅船長石像。
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興味深い人に出遭った。
菅(かん)さんには、斯様な菅さんと変な(???)菅さんがいるんだなあと思った。
変な菅さんの石像建立など到底、覚束ないだろうし、そんな話があったら反対デモが起こるだろう。
菅船長のことや石像建立に至る経緯などについて、もう少し詳しく調べてみたい。

明治丸と卒業生。
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『赤穂浪士討入凱旋の旅 2012』 at-3_a0104495_18555312.jpg
明治丸/1874年(明治7年)、英国造船所にて竣工し、1954年に除籍。
灯台巡視船、お召し船(明治天皇の北海道・東北地方巡幸)、小笠原島・硫黄島の調査、係留練習船などに用いられるなど、数々の変遷を辿った船である。
赤穂浪士とは無関係なるも、江戸府内ポタの一環にて、船の話題となると、力(りき)が入る上総であった。

余談を少々。
2010年12月の討入凱旋ポタで当大学に立ち寄った際、正門に妙な表札が掛かっていた。
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正門の受付嬢に「正門門柱に『佃医科大学』の表札が掛かっていますが...」に告げた。
「先日、映画の撮影があって、そのままになっているようですね...」と受付嬢、大して意に介すでもなく、であった。
その後、いつの頃が、テレビを見ていたところ、偶々、この『佃医科大学』に遭遇した。
菊川怜主演のサスペンスであった。
どのようなストーリーであったかは記憶になく、面白みに欠けるサスペンスであったかと。
このブログを綴るに当って、電脳に「佃医科大学 サスペンス」と打ち込み、タイトルと放映時期を調べてみた。
「金曜プレステージ/監察医・七浦小夜子~法医学者の事件プロファイル~」なるタイトルであった。
放送は2011年4月22日となっているが、大震災から僅かしか経っていない頃のことであり、お気楽に然様なものを見た記憶はない。
ずっと後の、昼間の再放送であったと思われる。
いい意味で古色蒼然とした雰囲気の建物がロケハンの目に留まったのかもしれない。

大学をあとにして、浅野鉄砲洲屋敷跡(聖路加病院)へ向った。

フォト:2010年12月18日(アーカイブより)、2012年12月8日

by kazusanokami | 2012-12-12 01:12 | 赤穂浪士討入凱旋の旅


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