「さて、次は何処へ」、「逗子方面へ向かいませう」、「久し振りの『ゆうき食堂』に御座りまするな」、「遠いのでせうか?」、「このまま走れば、15分くらいかと。途中、何処かの寺に立ち寄りも可能かと」。
若宮大路のひとつ、東側の道を走る。
「ちょっと、お待ちを!」、「何か、よきものでも?}、「珍名、発見!紅葉に鹿は付き物に御座る」。
柏から流山に向う道で発見した「奈良歯科」(未撮影)に続く、久方ぶりの珍名発見であった。
本覚寺前の、滑川に架かる夷堂橋を渡る。
「妙本寺へ行ってみませうか」、「あの、ペンキを塗りたくったような山門と、大きな日蓮像のある寺に御座りまするな」。
5月の鎌倉ポタで立ち寄った寺である。
武衛殿は初めてにて、立ち寄ってみることにした。
妙本寺。
この辺りの谷戸は、比企谷(ひきがやつ)と呼ばれている。
赤い山門に紅葉、そして、人力車。
比企谷も結構な風情である。
久し振りに手水鉢の「龍コレクション」を愉しむ。
カメラマンと紅葉。
今日の jiensha。
フォト:2012年12月23日
(つづく)