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『上総守が行く!』

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2013年 05月 07日

『いずれがアヤメかカキツバタ』

「いずれがあやめかかきつばた」。
申すまでもなく、どちらも素晴らしく、甲乙付けがたい、という意味である。
だが、ここではその言葉通り、いずれがアヤメか、カキツバタ、そして、ハナショウブなのかについて触れてみたい。

ずっと昔から、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方について気になってはいたが、特段、調べることもなく時が過ぎた。
つい、先日、根津美術館所蔵の尾形光琳作『燕子花図(かきつばたず)』の作品紹介の中で、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方に関わる解説を聞いた。
見分け方は次の通りだ。
花弁の根元を見る。
・アヤメは、花弁の根元が幅広の網目状になっている。
・カキツバタは、花弁の根元が白い直線となっている。
・ハナショウブは、花弁の根元が黄色い直線となっている。
アヤメは網目、カキツバタは白、ハナショウブは黄色と覚えておけばよい。

見分け方を知って以来、ポタリングの途中、紫の花に遭遇するのが嬉しくて、嬉しくて。
紫の花の脇に jitensha を止めて、花弁の根元を見る。

花弁の根元は白。
カキツバタだ。
『いずれがアヤメかカキツバタ』_a0104495_1113115.jpg
花弁の根元は黄色。
ハナショウブだ。
『いずれがアヤメかカキツバタ』_a0104495_1114564.jpg
アヤメに遭遇しないのが不思議だ。
アヤメの網目を見るまでは、紫の花の脇に jitensha を止め続けることになる。
いずれがアヤメかカキツバタ、楽しみはまだまだ続く。

フォト:2013年5月6日、手賀沼ポタリングにて

by kazusanokami | 2013-05-07 23:58 |


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