「もちむぎのやかた」へ向う。
「もちむぎのやかた」で昼餉をと思うも、お盆で臨時休業。
播州福崎名産 もちむぎ麺は次回までお預けとなった。
「もちむぎのやかた」前に置かれた唐箕をカメラに収める六々守殿。
唐箕。
「實」の文字に稲(麦?)の図柄の商標がいい味わいを醸し出している。
「稲田式記念号 唐箕、兵庫縣佐用郡平福 稲田農具製作所」の印字が誇らしげだ。
羽根車の取っ手に鋳込まれた「優良撰別請合」も文字も誇らしげだ。
余談ながら、唐箕のことを調べていたところ、「扇風機」と題して、こんな記述があった。
「fun の語源は、ラテン語の vannus (穀物を吹き分ける農具、唐箕〈とうみ))。のちに、扇、送風機、換気扇へと意味が広がった」とある。
語源好きの小生としては、なかなか面白く、為になる記述で、また、ひとつ、カシコクなった。
播州福崎名産 もちむぎ麺。
もち麦とは何ぞや。
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もち麦は大麦の一種です。
穀類の中でも高タンパク、高ミネラルで、β-グルカンという食物繊維を多く含み、多くの人々から注目を集めています。
また、粘性があるのが特徴で、普通の麦より「もちもち」した食感が楽しめます。
日本では中国地方・四国地方・瀬戸内海に面した諸県と九州北部の諸県に僅かに栽培され、自家用として食されていました。
福崎町では、古くからもち麦を栽培し、団子として、食べていたという歴史があります。
栽培は昭和30年頃には食生活の変化により一度途絶えていましたが、昭和61年から鍛治屋地区で試験栽培を行い、その後、生産組合を中心に普及しています。
(株式会社もちむぎ食品センター「もちむぎのやかた」ホームページより)
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今日の jitensha/Colnago & Cannondale。
さあ、いよいよ、次は、柳田國男の生家だ。
フォト:2012年8月21日
(つづく)