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『上総守が行く!』

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2013年 10月 17日

『天空ポタ/究極の下りま専科』<牛に引かれて善光寺参りの巻(1)> tp-28

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〔牛に引かれて善光寺参り〕
(意味)
たまたま他の人に連れられて、ある場所へ出かけて行くこと。また、自分の意志からではなく他人の誘いで、思いがけないよい結果を得たり、よい方面へ導かれるたりすることのたとえ。
(注釈)
昔、信濃の善光寺の近くに住みながら、信仰心など持ち合わせていなかったおばあさんが、ある日、さらしておいた布を隣りの家の牛が角にひっかけて走り出したのを見て、それを追っていくうちに、いつの間にか善光寺に駆けこみ、それが縁で深く信心するようになったという説話から。
なお、「参り」は「詣り」とも書く。
(例)
「よき牛があったで拝む善光寺」(古川柳)
(出典/シャープ e-dictionary 故事ことわざ&四字熟語辞典)
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「牛に引かれて善光寺参り」と共に「一生に一度は善光寺参り」もよく言われる言葉だ。
齢65歳を数えるが、これまで一度も善光寺を参ったことがない。

9月10日、早朝、「牛に引かれて」ならぬ、南国守殿と共に、愛馬BD-1に跨り、善光寺参りに出掛けた。
参道を走る。
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長く、緩やかな勾配の上り坂だ。
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参道の両脇には、近代的な建物と古風な造りの建物が立ち並び、独特の雰囲気を醸し出している。
瓦葺の、マンションの玄関。
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北野文芸座。
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善光寺表参道に面する北野文芸座について、案内書風に綴ると次の通りである。
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北野文芸座は、北野建設(本社/長野市)が文化貢献施設として建設した歌舞伎座風の外観を持つ、1994年に開館したホールである。
歌舞伎、能、文楽など伝統演劇のみならず、音楽や各種公演にも用いられ、企業メセナの走りとしても有名な施設である。
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11月の演目。
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前日、篠ノ井線の姨捨駅を通過した。
奇遇である。

大門交差点と八十二銀行大門町支店。
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支店といえども、堂々とした造り。
流石、長野県屈指の銀行だ。
八十二銀行の名の由来が面白い。
1931年(昭和6年)、六十三銀行と第十九銀行が合併し、その合計値を行名とし、「八十二銀行」になったとのこと。
近年の銀行合併による長ったらしい行名に比べ、先人のセンスの良さがあらわれている。

交差点を渡る。
東の空の雲間から朝日が輝く。
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大門の灯籠。
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「上総さん、時計を撮っておくとよいのでは」。
「そうやね。早朝の参拝であることの証拠になるね」。
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午前6時2分。
"NAGANO 1998"の文字と五輪のマークが懐かしさを感じさせる。

善光寺郵便局。
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2階建ての木造建築。
風情のある建物だ。

参道の先に、仁王門が見えて来た。
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走って来た、長く、緩やかな勾配の参道を振り返る。
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風情ある、立派な参道に感心する。
参拝のあとの『参道、下りま専科』が楽しみだなあと思いながら、仁王門へと向った。

フォト:2013年9月10日

(つづく)

by kazusanokami | 2013-10-17 09:38 | 天空ポタ/究極の下りま専科


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