2013年 11月 19日
10月初旬、一泊二日でしまなみ街道へ。 ハリポタ藩恒例の、秋の大遠征である。 メンバーは、六々守さん、御典医さん、播磨守さん、本町普請奉行さん、そして、上総の5名。 しまなみ街道ポタリングは、コースはその都度異なるが、これで五度目。 今回は、尾道~生口島・瀬戸田間は渡船で輪行、生口島~多々羅大橋~大三島~大三島橋~伯方島~伯方・大島大橋~大島~来島海峡大橋~今治/料理旅館「大潮荘」の往復である。 福山駅で新幹線から在来線に乗換え。 駅構内で、ウルヴァリンのお出迎え。 尾道駅前桟橋。 今日の jitensha 。 六々さんは大口径車での出馬である。 操舵輪や碇を見ると血が騒ぐ。 渡船の運航は、瀬戸内クルージング。 渡船は快速船、船名は「シトラス」。 しまなみ海道に相応しい船名だ。 追加料金は150円也。 搭載や固縛は乗組員さんが全てやってくれる。 以前、復路で輪行した際、自転車は船尾部のオープン・デッキに搭載されたと記憶するが、船内の方が潮風や雨が避けられ、有難い。 よいサービスだ。 船名に"DAIO"が付いているので、大王製紙の用船なのであろう。 一昨年であったか、世間をちょいと騒がせたあの前会長さんは、最近、獄中出版したとか報じられていたが、出版社も出版社だと思ったりして。 そして、この本には大王製紙の紙が使われるのだろうかと思ったりして。 印税は寄付となるそうだが...。 瀬戸田に到着。 尾道から瀬戸田へ向う途中、六々さんが「あんなところに鳥居が見えますねぇ」との声で、安芸の宮島のように、海に浮かぶ、朱色の鳥居を眺めたことを思い出し、下船の際、乗組員さんに、この鳥居のことについて尋ねてみた。 「イワシ島の厳島神社の鳥居です。イワシ島は向島の西にある島です。向島とイワシ島は橋で繋がっていますので、簡単にイワシ島に渡ることが出来ます」。 「イワシ島って、どんな字を書きますか」。 「岩に子供の子です」。 「どうもありがとう」。 帰宅後、調べてみた。 ---------------------- 岩子島(いわしじま)。 瀬戸内海に浮かぶ面積2.45km²、周囲約8kmの島。 全域が尾道市に属する。 日本一のワケギの産地として知られる。 尾道水道を挟んで尾道市街の南側、御幸瀬戸を挟んで向島の西側に位置し、向島とは向島大橋で結ばれている。 ---------------------- 乗組員さんが言っていた橋の名は「向島大橋」。 「大橋」とは随分と大きく出たものだ。 これも調べてみた ----------------------- 向島大橋(むかいしまおおはし)。 御幸瀬戸を渡り、向島と岩子島を結ぶ橋。 全長約140m、海面からの高さは14m。 北側の自動車用アーチ橋と南側の歩行者用トラス橋が併行しており、どちらも鮮やかな赤の塗装が施されている。 通行料金は無料。 1968年に、日本初の海を渡る農道橋として開通した。 尾道と向島を結ぶ橋が尾道大橋であることなどの前例から、岩子島大橋ではなく向島大橋と命名された。 ----------------------- なるほど、日本初の農業橋という記念すべき橋なのだ。 「大橋」にはそれなりに意味があるのだ。 「大橋とは随分と大きく出たものだ」との前言は取り下げさせて戴く。 岩子島の地図を見ると、向島大橋を渡り、島の南岸を西に向い、西岸を少し北へ上がると厳島神社に至る。 岩子島の厳島神社についても調べてみた。 少ない情報ながら、こんな嬉しい情報にヒットした。 ------------------------- 岩子島 厳島神社。 境内は海まで白い砂浜が広がり、海の中には朱塗りの鳥居や灯籠が立っていて、夏には海水浴場としても賑わいます。 本殿の軒下には忠臣蔵の赤穂浪士47士の描かれた勇壮な絵がずらっと並んでいます。 また、映画「男たちの大和/YAMATO」のロケ地となりました。 ------------------------ 何故、この神社に赤穂四十七士の絵があるのか。 赤穂浪士や忠臣蔵を趣味とする小生にとって誠に興味深い情報である。 次回のしまなみ海道ポタの際には、「赤穂浪士討入凱旋の旅」<番外編>として、是非、岩子島の厳島神社に立ち寄ってみたいものだ。 フォト:2013年10月5日 (つづく)
by kazusanokami
| 2013-11-19 18:31
| しまなみ海道2013
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 百日紅 花 富士山 笠間焼 鳥 虫 映画 風景 ヒト 旅、旅、旅/いろいろな旅 名所旧跡 jitensha カメラ 河童 ペンギン 飲み物 音楽 港 エピソード トンボ 蓮、睡蓮 しまなみ海道2007 食 江戸川ポタリング 赤穂浪士討入凱旋の旅 湘南鎌倉ポタリング Vietnam 橋梁 荒川ポタリング 植木市 片鉄ロマン街道ポタリング 坂越ポタリング 奈良ポタリング(2008年、2010年) トルコの旅 花鳥風月 都内ポタリング 牛久ポタリング リバー&ウォーターフロント カウパレード 多摩川ポタリング 青梅の旅 或る町kb つくば りんりんロード うなぎ ポタリング 或る町ykhm 本埜村”白鳥の郷”ポタ 印旛沼、佐倉、検見川浜の旅 霞ヶ浦ポタリング チーズ・フォンデュ・ポタ 京都ポタリング 三浦半島ポタリング 玉川上水・多摩湖自転車道 燧灘ポタリング 生野ポタ 小貝川ポタ J. コンドルゆかりの地を訪ねて 手賀沼 伊能忠敬、間宮林蔵ポタリング 南房総の旅 北総の旅 琵琶湖ヴァーチャル・ポタ 琵琶湖周遊 カワセミ 八重山諸島ポタリング トリ、撮り三昧ポタ 灘五郷酒蔵めぐり 吉備路ポタ 東京スカイツリー 伊豆大島ポタ 伝説 松江の旅 上総の昼餉散歩 秋の"野点"ポタ2010 西国の旅2010 坂東太郎下流の旅 箱根越え/NOVOLTA大作戦 龍野ポタリング 龍 deep sympathy NZ 紀行 宇治に遊ぶ 京都・伏見ポタリング 大阪・堺ポタリング 下野国ポタポタリング はにわ街道を行く 大江戸大周遊 エッセイ 渥美半島、伊勢参り&神島ポタ 鷹の爪日記 能登のたび 秋の"野点"ポタ2011 しまなみ海道2011 赤穂浪士討入凱旋の旅 或る町 aks 心象風景 北条鉄道沿線ポタリング 世田谷寺社めぐり 赤穂浪士討入凱旋の旅<番外編> 花見2012 ばるびぞん村 北印旛沼CR復旧工事状況報告 太田道灌ゆかりの地を訪ねて 柳田國男ゆかりの地を訪ねて 夏の股旅日記2012 秋の股旅日記2012 几号水準点探索 カヤック談義 天空ポタ/究極の下りま専科2013 しまなみ海道2013 将門の郷ポタリング 彩の国ポタリング 未分類 以前の記事
2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 フォロー中のブログ
maruchanchiの... 気分は、四十路ミセスの自... 摂津守参上! モノクロとロクロクの日々 印旛沼ポタリング日記 里山巡り maruchanchiの... 龍人鳥の徒然フォト日記 パコのサンチャゴ巡礼日記 上総守が行く!(二代目) メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
流山(12)
千住界隈(10) 龍(6) 奥の細道(5) シンガポール(4) コンスタブルの里(3) 本因坊秀策囲碁記念館(3) 鳥(2) オリンピック(2) 隅田川(2) 狛犬(2) 睡蓮(2) 藕糸蓮(2) ホテイアオイ(2) キューピッド(2) 東京駅丸の内駅舎(2) 三社祭(1) オオタカ(1) カワセミ(1) セピア色(1) その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||