大型の供奉船2隻に続き、御座船も利根川を遡り始めた。
時計を見ると12時28分だ。
ほぼ予定通り、というよりも、若干早めに事は進んでいる。
立派なものだ。
少し、土手の人混みが解けたので、大鳥居の近くへと移動する。
この巫女さんは供奉船に乗り遅れたのではない。
まだ、何隻か小型の供奉船は桟橋に残っているし、まだ、続々と供奉者の一行が到着しつつある。
こういう姿を見ると血が騒ぐ。
「軍」の刺繍が鮮やか。
こういう姿も血が騒ぐ。
この御仁はこの役を買って出たのであろう。
多分、申年生まれ。
供奉者の中には、供奉船には乗らず、徒歩で土手を佐原の町の方へ向う人たちもいる。
そんな中で、利根川を遡る御座船一行を土手から眺める、二人のお侍。
何となく、黒船来航を思わせる。
駐輪していた jitensha をピックアップし、利根川を遡る御座船一行を眺めながら、ゆるゆると<押し>で佐原の町の方へと向う。
フォト:2014年4月15日
(つづく)