『上総守が行く!』

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2010年 10月 31日

『上総の"白鳥の郷"レポート』

本日、10月31日、台風一過で秋晴れ!とはならず、秋雨前線の影響か、朝から小雨。

関東では26日の夜から27日朝にかけて風が強まり、27日午前、気象庁は「木枯らし1号が吹いた」と発表した。

1週間前の24日、"本埜村/白鳥の郷"で出遭った"白鳥を守る会"の御老体に、ハクチョウの飛来時期を問うたところ、「今、福島まで来ているんだよ。北風か西風が強く吹くとここまで飛来するんだよ」とのことであった。

26日の"木枯らし1号"に乗って、飛来したかもしれないと思い、今朝、jienshaで "本埜村/白鳥の郷"へ 行こうと思うも、一向に雨の止む気配はない。
辛抱たまらず、10時過ぎ、四輪に乗って出掛けた。

ハクチョウは、未だ、飛来していなかった。
残念!と思う気持ちと、何故か、まだ、ほっとした!という気持ちが交錯する。
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"白鳥の郷"前の一本道を、ハクチョウが飛来するであろう方向、東側から眺める。
右手/ハクチョウが飛来する、孫生(ひこばえ)の生えた中に水を張った田圃。
左手/"白鳥を守る会"の詰め所と売店。
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今日は、"白鳥を守る会"の人とは遇えなかった。

"孫生(ひこばえ)"。
白鳥たちよ、美味しい孫生が待ってるよ~っ!
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"白鳥の郷"のビニールハウスのパイプで寛ぐセキレイに遊んで貰った。
「こっちを向いてくれませんか。 顔を見ないと、セグロセキレイくんかハクセキレイくんか分からないので」。
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「こっちを向いてくれましたね。有難う、ハクセキレイくん」。
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隣村のカワイコちゃんに早く来て欲しい。
しかし、何時、来るのかなあと待つのも楽しい。

次に、ここを訪ねることが出来るのは、11月13日か、それ以降だ。
愉しみ、愉しみ...。

フォト:2010年10月31日
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by kazusanokami | 2010-10-31 19:25 | 本埜村”白鳥の郷”ポタ
2010年 10月 30日

『大江戸 りびんぐでっど』

本日から予定していた、二泊三日の「ハリポタ藩/秋の大遠征2010」は、台風到来のため、1週間順延。

ということで、シネマコンプレックス"柏の葉MOVIX"へ。

本日の演目。
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生きる屍、りびんぐでっど。
余りの臭さに、鼻の存続も難しく、「存鼻(ぞんび)」!
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いつも、"外来語漢字置換造語遊び"に興じている上総、「存鼻」の造語センスに、ちょっとだけ、脱帽!

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作・演出、宮藤官九郎。本名、宮藤俊一郎。40歳。宮城県出身。脚本家、俳優、作詞家、作曲家、放送作家、映画監督、演出家、ミュージシャン、ギタリスト。
多才だ!

笑いあり、涙あり、社会風刺もあり、教訓もある、そして、格好いい御囃子に合わせての、マイケル・ジャクソンの「スリラー」ばりの群舞もあり。
計算し尽くされた脚本と演出、それでいて、堅くならず、自由に演じているように見える。
大いに楽しませて貰った。

「赤穂浪士も渡った、由緒ある永代橋を...」という科白があった。
毎年12月、本所松坂町から永代橋を渡り、高輪泉岳寺に向かう「赤穂浪士討入凱旋の旅」を遣っている上総としては、この科白に大いに感激!

しかも、永代橋が大事な役割を担っていた。
どんな役割かって?
それは、シネマ歌舞伎を見ての、お・た・の・し・み!

シネマ歌舞伎は、数年前に、東劇で「野田版 鼠小僧」や「野田版 研辰(とぎたつ)の討たれ」、シネスイッチ銀座で「鷺姫」などを見て以来のこと。
当時、松竹系シネマコンプレックス"MOVIX"でシネマ歌舞伎を上映していたかどうかは不詳ながら、態々、銀座まで出掛けずとも、屋敷近くで、斯様な映画を見ることが出来るのは誠に有難いことだ。

因みに、メトロポリタン歌劇場ライブ・ビューイングも、一時、東劇でしか見ることが出来なかったが、今は、シネマ歌舞伎と同様、"MOVIX"でも。
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松竹は、いつも、いい仕事をしている。

フォト:2010年10月30日
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by kazusanokami | 2010-10-30 18:09 | 映画
2010年 10月 30日

『上総の昼餉散歩/昼下がりの風景 』

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仕官先の藩邸は、今年6月に江東の地から、江戸府内、竹橋近くに屋敷替え。
カメラを携えての昼餉散歩を楽しみにするも、今夏の猛暑の中では、それは叶わず。
涼しき秋となった今、江戸屋敷界隈の昼餉散歩を始めた。

10月27日掲載の『上総の昼餉散歩/いつも、お世話になっています』が、その第一弾であった。

昼下がりの平川門交差点。
平川門をくぐり、皇居東御苑に向かえば、「天守跡」、そして、「松の大廊下跡」。
これは取って置きの昼餉散歩のコースだ。

フォト:2010年10月27日
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by kazusanokami | 2010-10-30 04:41 | 上総の昼餉散歩
2010年 10月 29日

『上総のバード・フェスティバル 2010/手賀川編』 bf-5

北印旛沼から木下(きおろし)、布佐を経て、手賀川CRを走る。
手賀川CR沿いにも"カワセミ・スポット"がある。
往路、ここを通過したときは、カワセミの気配はなかった。
帰路、ここでカワセミに遭遇したら「上総のバード・フェスティバル」に花を添えるなあと思いながら、ペダルを漕ぐ。

遠目に、"カワセミ・スポット"の竹竿に鳥の姿が見える。
しかし、カワセミのように丸っこくなく、ほっそりとしている。
セキレイのようだ。

"カワセミ・スポット"の前で jitensha を止める。
セグロセキレイのようにも見えるし、ハクセキレイのようにも見えるし...。
尾羽を上下に振る仕草からして、セキレイであることは間違いない。
ハクセキレイは目の下が白いが、セグロセキレイは目の下も黒い。
一応、ここではセグロセキレイということにしておこう。

セグロセキレイはよく見掛ける鳥だ。

カメラを取り出したところ、丁度、上手い具合に水の中からカイツブリが現れた。

セグロセキレイとカイツブリの、ツーショット。
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カイツブリは、この後、直ぐに、ぴょこんと水の中へ。

鳥の目線は竹竿の先端に。
竹竿の先端に飛び上がろうとしているのだ。
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飛び上がる一瞬は捉え損ねた。

竹竿の先端で何かを眺めているよう。
"鳩胸"の姿勢で。
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竹の先端から飛び立った。
もう少しこっち向きならよかったのだが、「この瞬間」だから、それは贅沢なことかもしれない。
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カワセミを見ることは出来なかったが、セグロセキレイと遊ぶことが出来た。
セグロセキレイの動きは細かく、ちょいと、落ち着きのないところがあるが、こうやって、じっと見ていると結構、いろんな動きをしていることが分かる。

手賀沼の畔での「ジャパン・バード・フェスティバル・レポート」、本埜村での「白鳥レポート」、北印旛沼での「カワセミ・レポート」、手賀川での「セグロセキレイ・レポート」と、「上総のバード・フェスティバル2010」は盛りだくさんであった。
走行距離80.2kmの「鳥三昧」であった。

フォト:2010年10月24日

(完)
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by kazusanokami | 2010-10-29 01:08 |
2010年 10月 28日

『上総のバード・フェスティバル 2010/北印旛沼編』 bf-4

本埜村"白鳥の郷"から北印旛沼の"カワセミ・スポット"の視察に向かった。

北印旛沼CRを走り、"カワセミ・スポット"に近づくと、何やら、エンジン音のような騒音が。
10月11日の"野点"ポタ/下見の際にも、ここら辺りは何やら賑やかで、カワセミが近寄るような雰囲気ではなかった。
「今日もカワセミは無理かもしれない」と思いながら、"カワセミ・スポット"に到着した。

舟を修理していた。
エンジン音は電動鋸のための小型発電機の音であった。
二人で長い柄の鎌を持ち、何やら作業もしていた。
船溜まりの岸辺近くのハスの根を切っていたようであった。

「今日のjitensha @北印旛沼/カワセミ・スポット」。
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舟の修理をしている人は、白い柵と少し重なっているが、正面奥の、紅い帽子の人。

ハスの根切りの作業を終え、憩いのひとときを過ごす二人。
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こちらはカワセミの"視察"などと、のん気なことを言っているが、印旛沼漁協の人たちにとっては、舟の修理もハスの根切りも大事な仕事だ。

久し振りに、甚兵衛大橋を渡り、印旛沼漁協センターで「周年うなぎ」を食そうかと思ったり、西印旛沼の"カワセミ・スポット"まで走ろうかと思ったりしたが、サイクル・コンピューターは43kmを示しており、復路も同じルートを辿るとせば、往復走行距離は80km超となり、丁度、いい距離だし、空模様も怪しい感じなので、ここで折り返し、戻ることとした。

フォト:2010年

(つづく)
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by kazusanokami | 2010-10-28 00:18 |
2010年 10月 27日

『上総の昼餉散歩/いつも、お世話になっています』

いつもお世話になっている役所。
最も身近な役所かもしれません。
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ポタリングの予定日が近づくと、先ず、週間天気予報で一喜一憂。
三日前、前々日、前日、そして、当日朝の予報で、またまた、一喜一憂。

フォト:2010年10月27日
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by kazusanokami | 2010-10-27 22:09 | 上総の昼餉散歩
2010年 10月 27日

『上総のバード・フェスティバル 2010/本埜村"白鳥レポート"編』 bf-3

手賀沼の畔で開催中の「国際バード・フェティバル」に続き、本埜村"白鳥の郷"を訪れた。
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孫生(ひこばえ)が青々としている田圃に水が張られている。
ハクチョウは未だ飛来していない。
オナガガモも未だ飛来していない。

ハクチョウが飛来すれば、見物客相手に、このプレハブの前で、印旛沼で獲れた小魚やエビ、そして、焼き芋や甘酒が売られることとなる。
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"白鳥の郷"の説明書きやハクチョウの飛来ルートが記されたボードも、何れ、立てられることとなる。
因みに、本埜村への飛来は「福島ルート」である。
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プレハブのガラス窓に「1100」の張り紙がある。
これは昨シーズン(昨年秋から今年2月の北帰行まで)の記録である。
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これらのフォトを撮っていたところ、「白鳥を守る会」のワッペンを貼った軽トラックが現れ、ご老体が車から降りて来た。
「ハクチョウは、いつ頃、来るのでしょうか」。
「去年は10月20日だったんだよ。今日は24日、今年は少し遅れているんだ。昨日、福島に電話で確認したら、もう、福島までは来ているんだって。北風か西風が強く吹くと、ここまで飛んで来るんだよ」。
「北へ帰るときは南風が吹いたとき。こちらへ来るときは北風か西風。去年は20日だったから、もうそろそろ、そうした風が吹くということですね。白鳥を守る会の人たちには評判の悪いオナガガモも一緒に」。
「オナガガモは、ハクチョウにやった餌を全部、食っちまうんだよ。水を張った田圃の隣りの早稲(わせ)なんかもハクチョウの餌にんるんだよ」。(筆者注:ご老体は「孫生(ひこばえ)のことを「早稲(わせ)と言っていた)
「水を張った田圃の青々とした早稲がありますが、あれもハクチョウが食べるんですか」。
「そうだよ、青いのもきれいに食っちゃうんだ。いつでもハクチョウが来れるように、この田圃には随分前から水は張ってたんだよ。水がないと、ハクチョウは来ないんだよ」。
「受け入れ準備も大変ですね」。

「ところで、何処から来なすった」。
「abk からです。このメーターの通り、ここまで丁度25kmです」。
「ほほぉ、メーターが付いているんだ。こういう自転車だと楽にここまで来れるんだろうね」。
「ええ。去年の秋と今年の冬で、こちらへ、5,6回、自転車で来ています。隣村のカワイコちゃんに合いに来るような気分で」。
「隣村のカワイコちゃんか。これからも何度でも来てちょうだい」。
「ええ。楽しい話を有難うございました」。

水を張った田圃の隣りの、「早稲」の生えた田圃。
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近くの「早稲」を食べ尽くしたら、どんどん、遠くへ飛び、採餌し、夕方になると、"白鳥の郷"へ戻って来るのである。

「今日のjiensha @本埜村/白鳥の郷」。
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このビニール・ハウスも、近々、ビニールが張られ、農産物の販売と風除けの場となるのであろう。

この日はどんよりとした空模様ながら、空を見上げた。
ハクチョウが群れをなして飛んで来る姿が目に浮かぶ。

昨シーズンと同様、今シーズンも本埜村"白鳥の郷"を大いに楽しみたいものだ。

以上、今シーズンの「上総の白鳥レポート」、第一弾とする。

なお、本埜村は「千葉県印旛郡本埜村」であっったが、本年3月、印西市と合併し、慣れ親しんだ「本埜村」の名はなくなってしまった。
しかしながら、「上総の白鳥レポート」では、今後とも、本埜村の名を使っていきたいと思っている。

さて、折角、ここまで走って来たことでもあり、また、「上総のバード・フェスティバル」と銘打ったことでもあり、北印旛沼のカワセミ・スポットは外せない。
北印旛沼へ向かうこととした。

=追伸=
こう綴っている最中に、天気予報では、ここ数日間は北の風と報じている。
既に、ハクチョウは飛来したかもしれない。

フォト:2010年10月24日

(つづく)
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by kazusanokami | 2010-10-27 01:03 | 本埜村”白鳥の郷”ポタ
2010年 10月 26日

『上総のバード・フェスティバル 2010/手賀沼編』 bf-2

折角の機会だ。
ここで、山階鳥類研究所について、少し触れておこう。

山階宮菊麿王の次男で元侯爵の山階芳麿が、1932年(昭和7年)に自邸に設けた山階鳥類標本館を母体に、1942年(昭和17年)に設立した財団法人である。
1984年(昭和59年)、手賀沼にほど近い千葉県我孫子市に移転した。
設立の経緯から皇室との縁が深く、黒田家に嫁がれた紀宮清子内親王が1992年(平成4年)より2005年(平成17年)まで非常勤研究員として勤めれていた。
現在、総裁は秋篠宮文仁親王、理事長は島津久永氏(昭和天皇の五女島津貴子さんの夫)、専務理事は加藤睦美氏、所長は林良博氏(2010年4月1日現在)。

本日の"見にレクチャー"の中で、「ナマズの研究でよく知られている秋篠宮殿下は、鳥、殊に、鶏にご造詣が深く、月に一度、こちらにお越しになられ、研究の指導をされています」との話もあった。

ロイヤル・ファミリーのファンである筆者は、20数年前、彼の地に駐在していた頃、北アイルランド/ベルファーストでの"ジャパニーズ・ガーデン"の開所式において、皇太子殿下と親しく懇談させて戴いたことや、仕事柄、ノルウェーに出張することも多く、同地の顧客とお互いの国の皇室について話をしたことなど、綴りたいことは多々あるが、綴り出すと止め処がなくなる性格の筆者なので、それらの話は次の機会に...。

「図書室、標本室の公開はなし」とのことであり、それらを見ることは出来なかったが、「見にレクチャー」が終わった後、廊下を歩きながら、壁に掲げられた「翡翠」の絵や象嵌の「鶴」を眺めた。
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ロビーでは「ゼンツィー・ペンギン」の骨格標本を見ることが出来た。
ペンギン好きの筆者、これをカメラに収めようとしていたところ、係りの人から「申し訳ないですね。ガラス・ケースの中に入っているので、撮り難いでしょうね」と暖かい言葉。
「いえ、いえ、大事な標本です。ガラス・ケースで守ることは大事なことです」と言いながら、カメラに収めた。
ガラス・ケース内で、且つ、背景に外の光もあり、あれこれ、立ち位置を変えて撮ってみた。
どれも上手くは撮れていなかったが、そのうちの1枚がこれ。
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スーベニール・ショップに絶滅した鳥「ドードー」の描かれた絵葉書があった。
絵葉書を見ながら、係りの人に「先程、講堂に置かれた剥製を見ました。あれはドードーですよね」と尋ねた。
「そうです。よく、ご存知で」。
「あの剥製は本物ですか」。
「いえ、いろんな鳥の羽を集めて作ったものです」。
「そうでしょうね。ドードーは300年以上も前に絶滅した鳥ですから、本物なら、あんなに鮮やかではありませんよね」。
「ドードーのことについて、よくご存知ですね」。
「いえ、ペンギン以外の鳥はよく分かっていないんです」。

「トキとヤンバルクイナの30年」を拝聴した。
続いての講演、10:00からの「平城遷都1300年 正倉院宝物のバードウォッチング」の整理券がまだ残っていた。
これも拝聴したかったが、他の会場も覗いてみたいし、本埜村"白鳥の郷"の視察も含め、ポタリングもせねばならない。
念のため、13:00からの「平城遷都1300年 正倉院宝物のバードウォッチング」の整理券を貰い、次の会場へ。

「ジャパン・バード・フェスティバル」の会場は、手賀沼の畔のあちらこちらに設けられている。
「水の館」近くの会場に立ち寄ってみた。

こうした催しでは、こうした被り物もよく似合う。
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「鳥や昆虫の描かれたプレート、これは下敷きですか」。
「絵に読み取り装置を当てると鳥や虫の声が聞こえるものなんです。あちらの子供さんがやっているように」。
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「なるほど!なかなかの優れものですね」。
「ひとつ、お試しになっては」。
「いやいや、子供さんの邪魔をするのも何なんので、次の機会に」。

「ジャパン・バード・フェスティバル」は発表の場でもある。
東京の高校生たちの出展もそのひとつ。
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この日のために一所懸命に準備を進めて来たのであろう。

「顔抜き看板」を発見!
今、ハリポタ藩では顔抜き看板のコレクションに注力中。
早速、これをカメラに収める。
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出店のひとつに目を惹かれた。
「ちょっと、写真を撮らせて貰ってもいいでしょうか」。
「どうぞ、どうぞ。写りの良いように、ちょっと並べ替えをしましょう」。
「自然のままでも良いのですが...」。
三個をきれいに並べてくれた。
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最初に、目を惹かれたのが、この文字。
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「大判焼き」ならぬ、「オオバン焼き」。
オオバンはabk市の市鳥。
黒色の体躯ながら、眉間にくっきりと白い文様。
これがカッコイイ!
目は赤色。
これは、じっと見ていると、怖い感じも無きにしも非ずだが。
水掻きの形も面白い。
水鳥の水掻きは指と指の間が繋がったものが多いが、オオバンの水掻きは指の一本ずつが幅広になっているだけで、繋がってはいない。
オオバンを眺めるとき、この水掻きを見るのも楽しみのひとつだ。

「今日は出店ですが、いつもは何処で売っているのでしょうか」。
「新聞やテレビに出たこともあります。何処で売っているかはヒミツです」。
「調べ事は好きですから、調べてみましょう」。
筆者の調べ事好きを見透かしたような受け答え。
斯様な会話は大好きだ。

「おかえりなさい ツバメさん」。
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カメラを向けたとき、丁度、1枚目のタイトルを抜こうとしていたところだった。
「あっ、済みません!ちょっと、タイトルのところ、写真を撮らせて戴きますので、1枚目を抜くの、待って下さい」と上総。
「〇〇ちゃん、△△ちゃん、ちょっと、待ってね」と紙芝居のおばさんが脇に立っていたお嬢ちゃん二人に声を掛けた。
お嬢ちゃん二人が物語を語る段取りとなっていたのであった。
「どうも、済みませんでした。変なタイミングでストップさせてしまって。お蔭様で、いい写真が撮れました」。
変なおっちゃんだと思われただろうな。
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右手に立っている二人が語り部のお嬢ちゃんだ。

変なおっちゃんは、還暦創輪号に跨り、ジャパン・バード・フェスティバルの会場をあとにして、本埜村"白鳥の郷"を目指して走り出したのであった。

フォト:2010年10月24日

(つづく)
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by kazusanokami | 2010-10-26 14:27 |
2010年 10月 25日

『上総のバード・フェスティバル/手賀沼編』 bf-1

10月23日、24日の両日、abk市で、毎年恒例の「ジャパン・バード・フェスティバル」が開かれた。

催し物のひとつとして、山階鳥類研究所で「山階鳥類/見にレクチャー」があった。
「場所は山階鳥類研究所の講堂」、「研究所内の図書館、標本室の公開はなし」、「総入れ替え制。整理券を当日9時20分頃から同研究所で配布します」とある。

10月24日朝、先ずは整理券をゲットと思い、還暦創輪号に跨り、山階鳥類研究所へ。

途中、手賀大橋の袂のサンクチュアリ(上総がこう呼んでいるだけだが)にオナガガモは50羽くらい、飛来しているのを"発見!"
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渡り鳥が手賀沼にやってくる季節になったのだ。
"本埜村/白鳥の郷"の会の皆さんにすれば、害鳥とも言われるオナガガモが飛来したということは、ハクチョウも本埜村に飛来しているかもしれないと、ふと、思った。

山階鳥類研究所に到着。
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受付は設けられいたが、少し早かったようで、まだ、整理券の配布はしていなかった。

「ジャパン・バード・フェスティバル 山階鳥研 見にレクチャー」の講演時間割。
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9:30からの「トキとヤンバルクイナの30年」の整理券を貰うことにした。
「平城遷都1300年 正倉院宝物のバードウォッチング」も興味深い。

アホウドリのデコイと集まって来た人たちを眺めながら、待つ。
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整理券を貰った人たちは、ロビーのスーベニール・ショップでお買い物。
小生は、そのまま、講堂へ。

来場の皆さんはロビーのスーベニール・ショップでお買い物。
上総は講堂へ進む。
まだ、来場者は誰も席に座っていない。

プロジェクターなどを準備中であった、「トキとヤンバルクイナの30年」の講師である当研究所の副所長さんに「もう入場してよいでしょうか」と声を掛けた。

「どうぞ」ということで一番前の席に着席した。

「バード・フェスティバルは初めてですか」と副所長さん。
「いえ、この町に住まいしておりますので、幾度も。唯、ここ数年は別の予定と重なって、今日は久し振りのことです。ここ、山階研究所は初めてです」。
「鳥はお好きですか」。
「ええ、鳥の名はなかなか覚えられませんが、大好きです。先程、手賀沼でオナガガモを見ました。丁度、飛来して来た頃かと」。
「オナガガモはカムチャッカ半島辺りから飛来します」。
「本埜村"白鳥の郷"の人たちにとっては、オナガガモは害鳥のようですね。ハクチョウに与えた餌を殆どオナガガモが食べてしまうということで」。
「体の小さな鳥は動きが素早いので、餌を先に採ることが出来るのです」。
「ハクチョウのいるところ、オナガガモありのよう。手賀沼にオナガガモが来たことでもあり、この後、本埜村まで自転車で走って、ハクチョウの飛来の様子を見て来たいと思っています。それも私の"バード・フェスティバル"です」。

講演が始まった。
「ほんの20分ほどの講演ですので、"ミニということで、"見にレクチャー"と名付けました」と。
学者さんらしい講演のネーミングだ。

「何故、トキとヤンバルクイナ、二つの種類の鳥を並べてお話をするか、それはこの"見にレクチャー"が終わったときにお分かり戴けることとなりますので、短い時間ですが、講演をお聴き下さい」と。

"見にレクチャー"は次のようなことであった。
メモは取っていないので、一部、間違いがあるかもしれないが、ご容赦願いたい。

先ず、トキについて。

嘗ては、日本全国に生息していたが、乱獲や環境の変化で激減。
1980年代初め、唯一、佐渡島に生息していたトキ5羽を捕獲し、既に捕獲していた1羽(この1羽は「キン」と名付けられ、広く知られたトキ)と合わせ、6羽が佐渡トキセンターにおいて人工飼育されることとなった。
しかし、人工繁殖にまでは至らず、2003年、「キン」の死亡により、日本産のトキは絶滅した。

嘗て、中国でも生息していたが、激減。
生息調査の結果、1980年代初め、7羽が発見され、人工飼育の結果、個体数が増えた。
中国の研究家は、120羽くらいで推移するだろうと予測したが、現在、その10倍以上の千数百羽となり、予測は外れたが嬉しい結果になった。

1990年代に、日本は中国からトキを譲り受け、人工繁殖を試みたところ、これに成功し、現在、百数十羽となっている。

また、嘗ては朝鮮半島にも生息していたが、絶滅。
韓国も中国からトキを譲り受け、人工繁殖を試み、現在、十数羽となっている。

トキを放鳥する際に「ハード・リリース」と「ソフト・リリース」という方法があるとの説明もあった。
「ハード・リリース」は、伝書鳩を箱から飛ばすように、トキを箱から放鳥すること。
「ソフト・リリース」は、トキをケージに入れ、、自由に出入り出来るよう扉を開け放ったままとして、放鳥すること。
前者は佐渡島のみならず、東北地方や北陸地方まで飛んでいったトキもいたとのこと。
一方、後者はケージを設けた近くに生息しているとのこと。
前者は1羽だけ遠くへ飛んでいったものもあり、1羽だけでは繁殖は出来ないので、放鳥は「ソフト・リリース」がよいとの結論であるとのこと。

スクリーンに映し出された1980年代初めのトキ捕獲の様子を撮った写真に、トキを抱いた男性が写っている。
「これが私です」と講師の副研究所長さん。
受講の皆さんから、明るい笑い声が。
若かりし頃の研究時代を思い出されているご様子も...。

次に、ヤンバルクイナについて。

ヤンバルクイナは沖縄本島にのみに生息する鳥類である。

1981年の調査で発見された。

絶滅の危惧の原因は、ハブやネズミの駆除のため、島内に放たれたマングースがヤンバルクイナを捕食することにある。

ヤンバルクイナは、今、沖縄本島の北部のみに生息する。
マングースの年代別の北上とヤンバルクイナの年代別の北上が一致しており、個体の減少はマングースの影響によるものは明白となっている(スクリーンに地図にプロットされたデータが映し出された。また、無人カメラでの観察で、ヤンバルクイナが通ったところと全く同じところをマングースが通っている写真も映し出された)。

マングース以外にも、猫による捕食や、交通事故による減少もある。

トキは飛べる鳥、ヤンバルクイナは飛べない鳥である。
唯、木の上でも生活をするので、木から飛び降りるときには飛んでいるようにも見える。

ヤンバルクイナは沖縄本島固有の鳥であるが、近縁種としてフィリピンにカラヤンクイナという鳥がいる。
カラヤンクイナは全体が黒である。
ヤンバルクイナは、羽に模様があり、嘴や目、脚は真っ赤である。

ヤンバルクイナは沖縄本島のキャラクターにもなり、皆に愛されている鳥でもある。
(国頭村の大きなヤンバルクイナ像や、コンクリート作りのヤンバルクイナの展望台などの写真がスクリーンに映し出された)

まとめについて。
トキの人工繁殖は日本では失敗し、中国では成功した。
これは、捕獲したトキが、日本では高齢で生殖能力がなかったためであり、一方、中国は若い鳥であったということが言える。
佐渡での捕獲、人工飼育のタイミングが遅かったということが言える。
そうした反省の下、ヤンバルクイナは早期に捕獲し、人工飼育をしていこうという試みである。
そうしたことで、「トキとヤンバルクイナの30年」として、二つの鳥を並べて講演した次第というのが括りの言葉であった。

質疑応答の時間があった。
「ヤンバルクイナは沖縄本島だけに生息しているということですね」と問うてみた。
「その通りです。因みに、イリオモテヤマネコは西表島だけに生息しています」と。
そんなことは承知しておるわい、と思うも、会場の人たちでイリオモテヤマネコは西表島だけということをご存知な人もおられたであろうから、サクラ的聴講者の役割を果たしたとも言えよう。

山階鳥類研究所は私立で、且つ、少人数の研究所ながら、有意義な研究をしているところだなというのが筆者の印象。
また、即、成果を求めたがる昨今の風潮ではあるが、長い年月をかけて研究を続ける、こうしたことも大事なことだ。
そうした学者さんが羨ましいという筆者の気持ちは否定できない。

話は少し戻るが、フィリピンにいる近縁種のカラヤンクイナの名が気になる。
カラヤン?、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤン?、そうじゃないだろうな、と文献を紐解いてみたところ、「2004年、フィリピン北部沖のバブーヤン諸島の離島カラヤン島で発見され、カラヤンクイナ(Gallirallus calayaesis)と名付けられた新種である」とあった。

カラヤン島は Calayan Island、ヘルベルト・フォン・カラヤンは Herbert von Karajan。
カラヤンの綴りが全く違う。
名指揮者も上総の調べ事に草葉のかげで苦笑していることだろう。

フォト:2010年10月24日

(つづく)
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by kazusanokami | 2010-10-25 23:51 |
2010年 10月 23日

『 志 』

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「いやー、暗い映画でした。映画館を出るとき、鬱々とした気分でした」と。
これは、先日、映画「桜田門外ノ変」を見た人の言。

本日、この映画を見た。
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志は正しい。
しかし、武士にあって、斬首。
それが、この事件の暗さを物語っている。

こちらの映画は、12月4日公開の、加賀藩のお話。
こちらの映画は、しみじみとしたストーリーのようだ。
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映画「最後の忠臣蔵」は、12月18日の公開。
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12月18日は、印旛歩駄守殿、大給守殿、伊豆守殿と約束の出来ている、上総恒例の企画「赤穂浪士討入凱旋の旅+アルファ・ポタ」の挙行日でもある。
既に、ポタ・コースに、南麻布・曹渓寺、寺坂吉右衛門夫妻の墓参を織り込んでいる。

フォト:2010年10月23日
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by kazusanokami | 2010-10-23 23:59 | 映画