『上総守が行く!』

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2011年 09月 25日

『ポタリング/彼岸花の咲く風景』

秋分の日、和泉鳥見神社の「いなざき獅子舞い」を愉しんだ。
舞いが始まるまで、少し時間があったので、神社近くの路傍に咲く彼岸花と戯れた。
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今朝、彼岸花と言えば、利根運河CRの運河水辺公園近くに、赤い彼岸花と黄色の彼岸花が群生していることを思い出し、これを見物しようと、利根川右岸CRを抜け、利根運河CRへ向かった。

利根運河CRの中程に、古墳を思わせるような小高い丘がある。
丘の上から、利根運河を眺めるのが、いつも、利根運河CRを走るときの楽しみのひとつだ。
今日も、小高い丘に上ってみた。
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小高い丘の上にある藤棚で、ツクツクボウシが鳴いている。
藤棚の下に、何やら楽しげにしている女の子が二人。
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声を掛けてみた。
「絵を描いているんですね。ちょっと、見せて貰ってもいいですか」。
「どうぞ」。
「まだ、描き始めたばかりなんだ」。
運河と橋の風景がうっすらと描かれていた。
「私は作文です」と、小さい方の女の子。
「何年生ですか」。
「四年生と一年生です。姉妹です」。
「作文を見せて貰っていいですか」。
「どうぞ」。
「なるほど。上手く書けていますね」。
「ツクツクボウシが直ぐ近くで鳴いているんです。何処で鳴いているか、分からないんです」。
「ちょっと、探してみましょう」。
「藤棚の棚のところで鳴いていますよ」。
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「作文は上手く書けているし、字も上手ですね。写真に撮っていいですか」。
「どうぞ」。
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花は、先程、眺めた黄色い花(注1)のことだろう。
そして、確かに、黄色い花に、黄色に黒い斑点のある蝶(注2)が群がっていた。
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注1)後刻、花の名を調べたところ、キバナコスモスのようだ。
注2)後刻、昆虫写真家松柏木殿に蝶の名を問い合わせたところ、ツマグロヒョウモンだろう、と。
   図鑑で確認したところ、合致。
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「私が話し掛けたので、ツクツクボウシのところが途中になってしまいましたね」。
鉛筆を握り、「つくつくぼうしもないて」の後ろに「いました」の文字が丁寧に書き加えられた。
「お絵かきと作文が終わったら、熱帯魚のお店に行くんです」。
「熱帯魚、それはいいですね。では、素敵な絵と素敵な作文を。お邪魔しました」。
「さようなら」。

マス目の入った小学生用作文ノートは"随筆活動"に丁度いいな、と思いながら、彼岸花の群生地に向かった。

彼岸花の季節は既に終わってしまったのか、今年は咲き乱れることがなかったのか、花は数えるほどしかなかった。
黄色い、大輪の彼岸花を撮ろうとカメラを向けたところ、何やら、黒いものが飛び込んで来た。
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クロアゲハだ。
蝶の苦手な上総、その大きさは手の平サイズかと思う程であった。
オドロキとキョーフを感じながらも、昆虫写真家松柏木殿を真似て、蝶に挑戦!
「蝶」と「挑」を掛け、駄洒落を言うてる場合やない!
やっぱり、キョーフで、手ぇ、震えます。
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クロアゲハがいなくなったところで、もう一枚、彼岸花のフォトをと思ったところ、向こうの方の黄色い大輪に、また一羽、クロアゲハが。
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やっぱり、キョーフで、手ぇ、震えます。

江戸川との合流地点/運河河口公園で折り返す。
利根川右岸CRを抜け、柏あけぼの山農業公園に立ち寄る。
春はチューリップ、秋はコスモス、その向こうは、いつもと変わりなく、メタセコイヤと風車の風景。
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帰路、創輪塾へ立ち寄り、塾長に"還暦創輪号"のメンテを施してもらい、更に、市川市の煉瓦造りの建物の情報を頂戴した。

"現場主義"をモットーとする上総、写生は元々、現場主義なるものと思うも、作文を現場で綴っている小学一年生に遭遇し、現場で綴る作文、これはいいな!と思った。
但し、この小学一年生、現場で綴っているが、現在形ではなく、過去形になっていた。
しかし、ここで難しい話をするつもりはない。
"随筆活動"をするに当たって、子供に教えられる思いであった。

フォト:2011年9月23日、25日
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by kazusanokami | 2011-09-25 21:02 | ポタリング | Comments(4)