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2012年 07月 29日

『もうひとつの、藕糸蓮』

先日17日、手賀沼水生植物園脇の「藕糸蓮(ぐうしれん)」について綴った。
もうひとつ、手賀沼の畔、根戸新田の近くにも蓮池があり、ここも毎年、蓮の花を楽しませてくれている。
手賀沼ポタリングの途中、立ち寄ってみた。
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蕾、開花間近、開花。
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桃のよう。
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早くも、漏斗状化。
ハスの古語、ハチスは花托が蜂の巣に似ていることからからというのがよく分かる。
金モールの飾りがオシャレ。
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ふと、池の脇を見ると説明板がある。
以前は、こんなものはなかったはずなんだがと思いながら、目を通してみた。
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花蓮「藕糸蓮(ぐうしれん)」
品種登録名;誠蓮Z(まことはすぜっと)
この蓮は、昭和45年(1970)頃、岩国市の佐藤誠氏と土浦市の八島八郎氏が共同で開発して世に出されました。
この蓮田は、平成14年(2002)5月、八島八郎氏から栽培の許可を得て、苗の植え付けが行われ、年を追う毎に蓮田の整備、拡大が続けられてきました。
ここは、膝までぬかる手に負えない泥田でしたが、今の姿に変えました。
花の特徴;
花弁が108~146枚と多いこと、花弁の色が赤くあでやかなことです。
地下茎を延ばし、先の方に次々に蕾立ちをして花を咲かせます。
蓮根は食べられません。
蓮田の管理;
春先の施肥、芽吹きによる間引き、雑草除去、アブラ虫発生時の駆除、水管理、周辺土手の整備等、年間を通じて手入れをします。
藕糸とは;
蓮の茎や蓮根から取れる糸のことです。
この糸で布を織ることは古くから行われています。
今でもミャンマーのインレー湖に自生する蓮からとった藕糸で織った布は希少価値の高い製品とされています。
古い故事では、天平7年(735)、当麻寺(奈良県)に入った中将姫が化人の力を借りて一夜して織った霊機蓮糸曼荼羅を納めた話が有名です。
大隈重信の母三井子が、誕生した重信の安全を祈念して、上野不忍池や諸所の蓮茎を集め、蓮糸を取り出し、蓮糸織り育児観音像幅を織らせ、皇室や有名神社仏閣に奉納しました。
平成13年12月、皇太子の敬宮愛子内親王の誕生に当たり、健やか成長を祈念して、土浦市八島農園の花蓮から300人のボランティアで蓮糸を取り出し、敬宮の紋、五葉つつじ紋入りの袱紗を織り、献上しました。
これを機会に花名を藕糸蓮と改めました。
NPO法人 手賀沼トラスト
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先日、綴ったことに加え、あっ、そうなんだ!ということも書かれてあった。
品種改良は、一人ではなく、二人の共同によるものとのこと。
花弁は108枚に留まらず、148枚も、とのこと。
花蓮であり、蓮根は食せないとのこと。
皇室への献上のほか、ミャンマー産の話、当麻寺の故事、大隈重信の母の逸話など蓮糸に纏わる諸々も。

花蓮を楽しんだ。
新発見、新知識を楽しんだ。
手賀沼ポタリング はやっぱり面白い。

フォト:2012年7月23日
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by kazusanokami | 2012-07-29 16:01 | | Comments(2)
2012年 07月 17日

『藕糸蓮(ぐうしれん)』

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藕糸(ぐうし)について広辞苑を紐解いてみた。
《〔藕糸〕(「藕」は蓮(はす)または蓮の根)蓮の茎または根茎にある繊維。はすのいと。》とある。
「藕糸蓮」は土浦市の八島八郎なる人物が品種改良したハスとのこと。
花びらが八重に108枚付いている、珍しいハスとのこと。
八島氏のグループは、藕糸蓮の茎から紡いだ糸で皇族の家紋を表じた「ふくさ」を織り、献上しているとのことだ。
或る年の冬、土浦から霞ヶ浦方面をポタリングした際、土浦近辺のレンコン畑(レンコン池)で掘り取り作業の風景に遭遇したことがある。
大変な重労働である。
土浦で「れんこん麺」なるものを食したこともある。
乾麺の「れんこん麺」を買ったこともある。
「れんこん麺」は、喉越しがよく、なかなかイケル。
「藕糸蓮」は、手賀沼北岸/水生植物園近くの農家で見ることが出来る。

フォト:2012年7月17日、手賀沼ポタリングにて
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by kazusanokami | 2012-07-17 15:45 | | Comments(2)