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『上総守が行く!』

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2010年 02月 21日

『トリ、撮り三昧ポタ』 oks-10

白鳥の騎士団とブラック軍団の朝餉争奪戦が終わり、静寂を取り戻した「白鳥の郷」では...

氷上のセグロセキレイ。
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氷上のスズメ。
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セグロセキレイとスズメのツー・ショット。
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ようやく、売店の店開き。
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「餌撒き、ご苦労様でした。朝、7時半からですっかり身体が冷えてしまいました。いつもの焚き火をお願いします」と、「白鳥を守る会」の給餌掛りさんに無理をお願いし、ドラム缶の焚き火の準備に取り掛かって貰いながら、あれこれ、インタビュー。

「餌を撒いているとき、奥にいるハクチョウは寄って来ませんでしたね」。
「奥にいるのは自活しているハクチョウで、給餌の餌は食べないんですよ。給餌の餌を食べて満腹になったハクチョウは餌を探しに出掛けたりせず、1日中、ここにいます。しかしながら、オナガガモが撒いた餌の殆どを食べてしまうんで、殆どのハクチョウは腹を空かせて、餌場へ飛び立つということになるんです」。
「さっき、それで、餌を撒く皿でバケツを叩いて、追い払っていたんですね」。
「そうなんですよ。オナガガモは厄介者なんですよ」。
「手賀沼では、オナガガモは可愛いと思っていましたが、ここでは泥は跳ねられるし、行儀は悪いしで、オナガガモのイメージ、最悪!」。

「朝、早く飛び立って、餌場に行く群れがいましたが、今、いる群れは飛び立ちませんね」。
「氷の張っているところにいるハクチョウは、氷が解けるまで、飛び立たないんですよ。氷で水掻きを傷つけることになるんで」。
「なるほど、ハクチョウはそういうことを知っているんですね。賢い鳥だ」。

「去年は、私の記録では2月14日に北へ帰ったとありますが、今年はどんなものなんでしょうね」。
「気温は関係なく、南風が吹き始めると次々と北へ帰って行きます。今年の北へ帰る時期も南風次第となりますね」。
「そうですか、南風の吹くころですか。今朝は給餌を見させて貰い、オナガガモ悪者論も聞き、また、ハクチョウと氷や南風の関係の話も聞きで、大いに楽しませて貰いました。どうも有難う」。
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大給守殿も大満足にて、「白鳥の郷」をあとにしました。

「大給殿、さて、これから如何いたしませうや。印旛沼漁協・水産センターの『周年うなぎ』を食すには時間的に早よう御座るし...。利根川CRを佐原まで走り、『長谷川』で鰻を食し、佐原散策など如何でせうや」。
「そう致しませう」。
「佐原のあと、時間があれば、潮来へ脚をのばし、潮来の伊太郎の銅像前で橋幸夫の唄など聴くのも一興かと」。
「佐原のあとは、香取神宮へ参りませう」。
「それは良き案。そう致しませう」。

本埜村「白鳥の郷」で「トリ、撮り三昧」、佐原散策、香取大神宮参拝、そして、利根川/津の宮の大鳥居と、盛り沢山なポタを終え、JR佐原駅から輪行にて帰宅。
走行距離は55.58kmでした。

フォト:2010年1月16日

(完)

by kazusanokami | 2010-02-21 11:10 | トリ、撮り三昧ポタ


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