間瀬定八の墓参を終え、再び、大島一周道路に。
交差点角の店で「サンセットパームライン」への道を尋ねる。
「サンセットパームライン」の起点近くにある「長根浜公園」で休憩。
ここに、後程、入るつもりの露天風呂「浜の湯」がある。
「浜の湯」の先に、不思議な石像があった。
近寄ってみた。
ゴジラの石像であった。
ゴジラファンの上総、大いに喜ぶ。
説明書きに「SFX」とあるが、それはずっと後のことで、長らくは着ぐるみであった。
また、「昭和20年」とあるが、これは「昭和29年」の誤記であろう。
子供の頃、昭和29年(1954年)製作の「ゴジラ」を見た。
これがゴジラ映画のシリーズ第一作である。
今も、時折、DVDでこの映画を見ることがある。
初代ゴジラは、それはもう、おどろおどろしき形相である。
三原山と関わりのあるゴジラ映画は、説明書きにも触れられている通り、二作ある。
1984年(昭和59年)の第16作「ゴジラ」と1989年(平成元年)の第17作「ゴジラ対ビオランテ」である。
第16作は、ゴジラ誕生30周年記念作品。
三原山を人工的に噴火させ、ゴジラを三原山に誘導し、火口に落とすという作戦であった。
余談ながら、デビュー間もない頃の沢口靖子が出演していた。
第17作は、ゴジラが三原山の火口内で再び活動を始めるというもの。
残念ながら、この第17作を見ていない。
DeAGASTINIが発売している「東宝特撮DVDコレクション」で何れ発売されるであろうそれを購入し、見てみたい。
赤穂浪士とゴジラを一緒にしては罰当たりとなるが、間瀬定八の墓に続き、ゴジラの石像もと、立て続けに、この伊豆大島で趣味に関わるものに遭遇し、予期せぬ楽しさを味わった。
フォト:2010年5月22日
(つづく)