集落から坂道を下り、旅客ターミナルに向かう。
坂道を下ったところに「さとうきび」と書かれた大きな壷が。
これは泡盛の壷かな?とカメラを構えた向こうに工場が見えた。
「小浜糖業株式会社」。
サトウキビがベルトコンベアでクラッシャーに送り込まれていく。
クラッシュする作業を眺めながら、サトウキビ、1トンでどれくらいの砂糖が採れるんだろうとの疑問が...。
その疑問は、翌日の石垣島めぐりの途中で解けた。
答えは続編の「石垣島の巻」で。
小浜島巡りを終え、旅客ターミナルに到着。
「上総さん、15:20発竹富島経由石垣島行きがありまする。初日の竹富島は雨、本日は晴天!リベンジで、もう一度、竹富島を走りませうか」。
「流石、軍師殿!それは名案!ところで、竹富島発石垣島行きは何時発になりますかな?」。
「竹富島発は18:00丁度」。
「であれば、"反省会"で御典医殿を待たせることもありませぬな。竹富島で下船しませう」。
「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」。
「旅ぬかろい」ってどういう意味なんだろう?
地元の人に尋ねてみた。
「旅」は「旅」、「ぬ」は「の」、「かろい」は「幸運を祈る」の意味です、と教えて貰った。
出航する安栄観光の高速艇「うみかじ」。
我らが乗船するIDT(石垣島ドリーム観光)の高速艇の出航も岸壁から見るとこのような眺めなのだろうと風景を重ね合わせる。
フォト:2010年1月31日
(つづく)