「残暑」という言葉には「もう暫く暑い日が続きますが、直ぐに秋になりますよ」という響きがありますが、今年の暑さその響きも消え失せるような猛暑、酷暑。
台風一過で、今日は少し涼しさを感じましたが、暑さはぶり返すとの天気予報も。
早く涼しい秋になってほしいと願いながら、昨秋、旅したところをあれこれ思い出しています。
昨秋の旅の中で、ひょんなことから訪れる機会を得た「松江の旅」を綴ってみたく。
昨年10月下旬の水曜から金曜にかけ、所用で関西へ。
関西のjitensha仲間、六々守殿に「今、所用で関西に。会う時間は取れへんけど、近くまで来たので挨拶を」と電話。
「土曜日に、御典医殿と、四輪にjitenshaを積んで松江に行くことになってますんで、一緒に行きませんか」と六々殿より有難いお誘い。
「スーツに革靴。ポタの準備は何もしてへんし...」、「松江は町乗り。スーツに革靴でもええんとちゃいますか」、「うーん、土曜はちょっとした野暮用もあるんで、金曜日中にはお江戸に戻りたいんや。そやけど、松江は魅力的やなあ。ちょっと、考えさせて貰いますわ」。
金曜日の夕方、六々殿に「ポタの誘惑には勝てまへん。しかも、行き先は松江。一緒させて貰います」と電話。
その夕、御典医殿邸で草鞋を脱ぎ、一宿一飯のお世話になり、併せて、「これ、使ったらええやん」と、ポタ・ウエア上下に加え、帽子、靴、手袋も。勿論、jitenshaも。
更に、翌朝、「これ、使ってください」と、六々殿からカメラとメディアの提供も。
全て、有難く、拝借。
ということで、数十年振りに、松江を訪れました。
「今日のjitensha」(向かって右から、maruyome殿、六々守殿、御典医殿、上総=御典医殿愛馬借用)。
先ず、Town Plaza でマップなどの情報収集。
松江と言えば、先ず、松江城。
城に向け、走る。
駐輪場。
後刻、帰り際に、写真のランドナー氏と遭遇。
大阪から数日掛けて、松江に到着したとのこと。
写真の三輪ベビーちゃんとは遭遇せず。
「松江開府400年祭」。
1607年(慶長12年)、松江藩初代藩主堀尾吉春による町づくりが始まり、1611年(慶長16年)、松江城と城下町が完成したことにより、「松江開府400年祭」は、2007年から2011年に掛けて、開催中。
石段を上り、天守に向かう。
フォト:2009年10月24日
(つづく)