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『上総守が行く!』

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2010年 12月 12日

『湘南・小田原ポタ』 fp-4

富士を眺めながら、数箇所でフォト・タイム。
時間の経過の割には、殆ど、進んでいない。
「遠・中・近」技法を駆使しての(「技法」とか「駆使」とか、然様に大層なものではありませんが)フォト・タイムは、しばらく、封印し、走りに専念。

左手に防砂柵と浜辺、右手は防砂林、そして、前方に富士。
絶好のポタ・コース!
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_20132168.jpg
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_20134671.jpg
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_2014886.jpg
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_20142770.jpg
しばらく、快調に走る。
そうこうしているうちに、砂溜まりが現れた。
指南書に「砂溜まりに注意」と記されていたが、その通りだ。
昨秋の「南房総の旅」でも、指南書にそう記してあったが、大したことではなかったので、「湘南」についてもその程度だろうと高を括っていたが、大間違いであった。
「烏帽子岩」を模した、リフレクター付き標柱が湘南の気分を盛り上げてくれるのは有難いが、砂の"盛り上がり"は...。
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_2014558.jpg
防砂柵がしっかりと備わっているところは大丈夫。しかし、その先は...
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_20151717.jpg
ここは、サハラ砂漠か、ゴビ砂漠か?
愛馬は愛駱駝と化す!
砂溜まりの薄いところは、そのまま走り抜けたところもあるが、小径車の悲しさ、低い位置にあるディレーラーが砂を噛み、ガリガリと異音が。
愛馬ならぬ愛駱駝を止め、ウェスでクリーン・アップ。
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_20154144.jpg
駱駝は人や荷駄を乗せるのが役目。
しかし、写真にある砂漠も含め、幾度か、飼い主が駱駝を抱えて、砂漠を歩み進むのであった。

彼方に「烏帽子岩」が見えて来た。
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_2016411.jpg
「烏帽子岩」をアップで。
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_20162387.jpg
シナリオ的には、ここで、♪エボシー岩がとおくみえるぅ~ 涙あふれてぇーかすんでるぅ~♪と口ずさまねばならないところではあろう。
しかし、"愛駱駝お抱え砂溜まり縦断大作戦"展開中にて、然様な歌を口ずさむ気分にはならず、「おーい、国土交通省さーん、何とかしてくれよー」と、唯、叫ぶだけの、大給守殿と上総であった。

「ところどころ、防砂林の間に、国道へ抜ける道がありまするな」。
「次にそれを見つけたら、国道へ抜けませう」。
辻堂西海岸辺りであっただろうか、"砂溜まりエスケープ作戦"に転じる。
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_2016382.jpg

「おっ、ここは正月の箱根駅伝で見る風景ですなあ」。
「然様。国道134号線」。
「前方に富士、防砂林の間の道を西に向かって走る姿をリコプターから捉えたシーン、あれをを見て、"湘南・小田原ポタ"をしたいと思った次第」。
『湘南・小田原ポタ』 fp-4_a0104495_2017480.jpg
しばらく、国道を走る。
防砂林に遮られ、海は見えない。
海辺を走る、砂溜まりを愉しむ、砂溜まりを避けて国道を走る、変化のある走りの出来る、面白いコースだ。

フォト:2010年12月4日
フォト#3、#4:大給守殿提供

(つづく)

by kazusanokami | 2010-12-12 22:50 | 湘南鎌倉ポタリング


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