人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『上総守が行く!』

kazusanokm.exblog.jp
ブログトップ
2011年 02月 27日

『手賀沼ポタ/鳥見談義』

2月26日の午後、1月30日の京都ポタ以来、4週間ぶりに jitensha に乗った。
雪、雨、風邪気味、旅行といろいろ重なったためだが、4週間も間が空いたのは初めてのことかもしれない。
乗り始めの最初、10分間くらいは何となく違和感あり。
軽く足馴らし、手賀沼を一周することにした。

北柏ふるさと公園で、枝に留まらず、幹に留まっている鳥を見つけた。
キツツキ風シジュウガラであった。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_154310.jpg
この日の鳥見ポタの後半で、本物の「キツツキ目キツツキ科」のコゲラに出遭った際、楽しい鳥見談義の機会を得たが、それは、このキツツキ風シジュウガラが暗示しているが如くであった。

「サイタ、サイタ、サクラガサイタ」。
河津桜であろうか。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_1544958.jpg
弦バスの音色が聞こえた来た。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_1564653.jpg
陽気は冬から春へ。
陽気につられて、屋外でのジャズの練習かも。
手賀沼沿いの駐車場もオサレになった。

芽吹いた枝に...。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_157477.jpg
ここにも春の息吹が...。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_1571894.jpg
手賀大橋下で出遭った同好の士。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_1573676.jpg
風景/散策。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_158022.jpg
V字、その一。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_1583341.jpg
V字、その二。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_1584741.jpg
V字、その三。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_159270.jpg
キジ、発見!
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_204330.jpg
サッ、サッ、サッと、足早に走るキジの走り方は小気味よい。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_21161.jpg
あちらこちらをポタしている際、キジはよく見かけるが、恥ずかしがって(???)直ぐにブッシュの中へ隠れ込んでしまうことが多い。
久し振りにキジ狩りをすることが出来た。

木々の枝を眺めながら走る。
忙しく、木の枝を突っついている小鳥がいる。
コゲラだ。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2102165.jpg
小枝から太目の枝に移動して、忙しく、突っつく。
コツ、コツ、コツと、軽く、乾いた音が響いてくる。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2105896.jpg
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2111646.jpg
もう一羽、飛んで来た。
コツ、コツ、コツの連弾だ。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2115013.jpg
コゲラを眺めていたところ、一眼レフを携えた御仁が歩み寄って来た。
「何が見えますか」。
「コゲラです」。
「ほほう、二羽いますね。先程、向こうのトイレの近くでコイカルがいたそうです」。
「鳥の名に疎いものですから、もう一度、お願いします」。
「コイカルです。嘴が黄色くて、きれいな鳥です。あけぼの山公園では、カラフトムシクイを見ることが出来ますが、これは珍しい鳥です。江戸川の松戸近くでは、キガシラシトドがいます」。
「ちょっと、待ってくださいね」とケータイを取り出し、鳥名を確認しながら、その名を打ち込む。
「いっぱい、ベンキョー出来ました。有難う御座いました」。
一眼レフの御仁に続き、ママチャリに乗ったご婦人が「何が見えますか」と。
しばし、コゲラ談義を。
ご婦人曰く、「さっき、あちらでイソシギを見ました。イソシギかどうか、ちょっと自身がないんですけど。鳥の名が判らないときは、鳥の博物館へ行くんですよ」と。
「鳥の博物館は頼もしいところですよね。私もユリカモメやハクセキレイのことで学芸員さんに尋ねたこともありました。館内には入らずに、です。バード・フェスティバルのときの、山階鳥類研究所の講演も楽しかったですね」と言葉を交わした。

「ヒヨドリくん、休憩中のところ、失礼します」。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2132646.jpg
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2134065.jpg
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2135594.jpg
ヒヨドリくんのピンピン頭は、いつ見ても、可愛らしい。

群れる鳥、そうでない鳥、鳥の世界もいろいろだ。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_2141328.jpg
こちらは孤高の姿。
夕暮れ前の16時40分、レース状の羽毛をなびかせながら、暮れ行く太陽を眺めているのか...。
『手賀沼ポタ/鳥見談義』  _a0104495_18112079.jpg


コイカル、スズメ目アドリ科
カラフトムシクイ、スズメ目ウグイス科
キガシラシトド、スズメ目ホオジロ科
イソシギ、チドリ目シギ科
図鑑で、名前と共に、これらの野鳥の姿も確認した。

この日のポタの冒頭で出遭った、キツツキ風のシジュウガラの暗示で、コゲラに出遭い、そして、それを切っ掛けに鳥見談義も。

有難きこと、楽しきことかな。

フォト:2011年2月26日

(完)

by kazusanokami | 2011-02-27 08:01 |


<< 『鳥見談義後の"傾向...      『ハリポタ藩/京都ポタ 200... >>