「鎌倉のウグイスは瑞泉寺に限りまするなあ」。
「然様、然様、昨年同様、見事な声。次は、指南書のコースへ」。
「地図によれば、若宮大路、鎌倉警察署を左へ」。
若宮大路へ向かう。
「鶴岡八幡宮は如何致しまするか」。
「パスしても罰はあたらんでせう」。
「イチョウが気になりまする。やはり、寄ってみませう」。
「では、イチョウの様子を。そして、狛犬に関わる考察も」。
鶴岡八幡宮。
賑やか!
石段の左手、注連縄が張られたところに、2010年(平成22年)3月、強風で倒れてしまった大銀杏があった。
この大銀杏は三代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという伝説から「隠れ銀杏」とも呼ばれていた。
これから大樹に育っていこうと子銀杏。
順調に育っている。
狛犬。
先ず、阿形の狛犬。
阿形については、これといって特徴はない。
強いて申せば、口の開き方と前足の形がカワユイ感じだ。
一方、吽形の狛犬は、相当に個性的だ。
「ゴジラ系」と考察しておこう。
上総、狛犬考察之図/大給殿撮影。
このフォト、「大給殿、上総考察之図」でもある。
舞殿での結婚式。
観光客、みんなに見られちゃう訳だが、みんなから祝福を受けるということでもある。
「鶴岡八幡宮、石段下の狛犬は、社殿の大きさに比べると相当に小ぶりである」などと考察しながら、若宮大路二の鳥居に差し掛かる。
「ちょっと、お待ちを。鶴岡八幡宮の狛犬に関わる考察、第二弾を」。
フォト:2012年5月19日
(つづく)