柳田國男記念公苑資料館(旧小川家土蔵)。
ひとつずつ、資料に目を通してゆく。
先ず、家族のことについて綴っておこう。
「父と母」。
「長兄 鼎」。
「私の家は日本一小さな家」。
これらを読んで、世にいう「松岡五兄弟」のこと、長兄、鼎の苦労と長男としての責任感、兄弟の絆、周囲の人たちとの絆、五兄弟それぞれの英才ぶりなどが垣間見えて来た。
ここで、兄弟のことを簡単に纏めておこう。
兄/松岡鼎、医師
兄/井上通泰(松岡泰蔵)、 国文学者、歌人、医師
本人/柳田國男(松岡國男)、民俗学者
弟/松岡静雄、海軍大佐、言語学者、民族学者
弟/松岡輝夫、日本画家(松岡映丘)
俊次、芳江、友治の兄3人は早世している。
兄弟による渡欧の送宴(大正10年4月)。
左から、松岡映丘(輝夫)、松岡静雄、柳田國男、松岡鼎、井上通泰。
(柳田國男記念公苑/母屋展示写真)
「英才兄弟」。
上/柳田國男、下/左から、松岡輝夫(映丘)、松岡静雄、井上通泰、松岡鼎。
(利根町立歴史民俗資料館展示資料)
更に、資料や展示物に目を通してゆく。
フォト:土蔵・資料館内/2010年11月27日、兄弟写真/2012年8月10日
(つづく)