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『上総守が行く!』

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2013年 03月 11日

『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5

橋場/伊勢金前から南千住/素盞雄(すさのお)神社へ向う。

「途中、隅田川神社への寄り道にお付合いの程を」と伊豆殿、南国殿にお願いして、鐘ヶ淵の手前の水神大橋を渡る。
目的は、狛犬コレクション。
但し、狛犬ではなく、『狛亀』なのである。

隅田川神社。
『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5_a0104495_15221769.jpg
拝殿。
手前の両脇に『狛亀』が鎮座している。
『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5_a0104495_1523458.jpg
狛亀/阿形。
『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5_a0104495_1526176.jpg
狛亀/吽形。
『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5_a0104495_15263474.jpg
四神の北の守り、「玄武」に似ているようにも見えるし、そうでないようにも見える。
今一度、正面から眺めてみる。
阿形/正面。
『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5_a0104495_15351928.jpg
吽形/正面。
『続々・几号水準点探索ポタリング/橋場・伊勢金前から南千住へ』 zzks-5_a0104495_15353920.jpg
耳がある。
「亀」とは言い難いかもしれない。
「玄武」に近いかもしれない。
しかし、狛犬蒐集家としては『狛亀』なのである。

隅田川神社の由緒。
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水神の森跡
荒川の下流、鐘ヶ淵を越え大きく曲がったこの地は、隅田川の落ち口(終点)で、かつては鬱蒼とした森が広がっていました。
人々からは水神の森とも浮洲の森とも呼ばれて親しまれていました。
昔、ここから入江が始まり、海となっていたことから「江の口」、すなわち「江戸」の語源ともなったといわれています。
水神の森は「江戸名所図会」にも描写されているとおり、川岸にあった水神社(隅田川神社)の鎮守の森でした。
川を下ってきた人々は隅田川の入口の森として、川をさがのぼる人々にとっては鐘ヶ淵の難所が近いことを知らせる森として、格好の目印となっていました。
その後、震災・戦災にも焼失を免れた森は戦後の開発で失われてしまい、隅田川神社自体も百メートルほど移されて現在地に鎮座しました。
平成19年3月
墨田区教育委員会
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拝殿の後方、数十メートル先に隅田川が流れている。
また、後方の頭上には、首都高速6号向島線が走っている。
由緒に目を通すと、昔の面影を想像する。
昔の面影はなくなっても、几号水準点と同様に、いつまでも、狛亀が鎮座する、この地の水神であって欲しい。

再び、水神大橋を渡り、南千住/素盞雄(すさのお)神社へと向う。

フォト:2013年2月16日

(つづく)

by kazusanokami | 2013-03-11 18:05 | 几号水準点探索


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