下谷三島神社から番外の上野公園摺鉢山古墳(仮水準点)へと向う。
電脳網資料に「その他の几号ほか」のカテゴリーがあり、「台東区/上野公園摺鉢山仮水準点」がリストされている。
所在地は「上野公園内 摺鉢山北東端」と記されている。
摺鉢山とは、摺鉢山古墳のことである。
番外の水準点ではあるが、立ち寄ってみることにしたのであった。
摺鉢山(摺鉢山古墳)。
上野公園はしばしば訪れるところだが、正岡子規記念野球場の隣りに摺鉢山が存在することを意識したことはなかった。
早速、東側から上ってみる。
ベンチ代わりに置かれているのであろうか、座るのにちょうどよい石が並んでいる。
電脳網資料によれば、仮水準点は「摺鉢山北東端」にあるという。
南国殿が磁石を取り出し、方角を確認する。
仮水準点であるとはっきり認識できるものは見当たらないが、多分、これであろうというものを見つけることは出来た。
帰宅後、電脳網で調べてみた。
2008年8月のA氏のブログに「東側ルートの山頂には仮水準点と書かれた杭と石柱がある」との記述がある(写真はない)。
2012年7月のB氏のブログに「以前はここに水準点を示す木製の標識がたっていたらしい」とのキャプション付きで写真が掲載されていた。
その写真がこれだ。
多分、これであろうと思ったものと同じであった。
一先ず、納得だ。
上野公園を散策する。
袴腰口の枝垂桜。
今日の jitensha 。
西郷どん(高村光雲作)と愛犬ツン(後藤貞行作)。
正岡子規記念球場と句碑。
「春風や まりを投げたき 草の原」 子規
野球が大好きだった子規は病床に臥せっていた。
子規には申し訳なくも、春風をきってポタリング出来る有難さを感じるのであった。
国立博物館特別展「グレートジャーニー 人類の旅」。
ナインティナインの岡村くんが猿人模型のモデルになったという微笑ましい話題もある催しだ。
それにも増して微笑ましいのは、この親子さんの後ろ姿だ。
上野動物園へのアプローチ。
こちらも朝早くからの親子さんのお出掛けだ。
ソメイヨシノ、開花!
我々が、朝、ソメイヨシノの開花を見たその日のうちに、都心の開花宣言がなされたのであった。
春一色の上野公園をあとにして、次の立ち寄り先、蔵前橋通り沿いの鳥越神社へと向った。
フォト:2013年3月16日