逗子・小坪漁港の「ゆうき食堂」で昼餉を摂ったあと、材木座海岸、由比ガ浜沿いを海を見ながら走る。
湘南海岸を走るとき、何時も頭に浮かぶもの、それはアストロノウツの「太陽の彼方に」。
オリジナルはインストルメンタル・ミュージックでありながら、何故か、日本語の歌詞がつけられている。
♪のってけ のってけ のってけ サーフィン♪
♪波に 波に 波に 乗れ 乗れ♪
♪踊れ 踊れ 踊れ サーフィン 太陽の彼方に♪
調子のよい、見事な歌詞である。
サーフィン系では、ビーチビーイズが実験的音楽も含め数々のヒット曲を出し、一世を風靡したが、アストロノウツは「太陽の彼方に」(原題/Movin')だけである。
話が脱線した。
坂ノ下に至る。
北上して、長谷観音前交差点のひとつ北側の筋を入る。
海棠の寺、光則寺。
海棠。
満開の時期は過ぎていたが、僅かに残った花を愉しんだ。
海棠の全景。
ここ、光則寺の海棠は樹齢約200年。
妙本寺の海棠、安国論寺の海棠と共に、鎌倉三大海棠と言われているそうだ。
よく整えられた境内を散策する。
蓮の水鉢。
牡丹の赤と山門の屋根の緑青色がいいコントラストを醸し出している。
黒蝋梅。
朝、瑞泉寺で"花談義おじさん"に教えて貰った花を、早速、発見!
帰り際に、山門の龍を眺める。
建長寺、光明寺につづいて、この日、三つ目の龍コレクション。
この龍は「二つ爪」に見えるが、「二つ爪」の龍はいないので、一つの爪は隠れている「三つ爪」である。
この龍の面白いところは、目がくっきり。
「画龍点睛を欠いていない」ことである。
江ノ電の線路沿いを走り、御霊神社へと向う。
フォト:2013年4月13日
(つづく)
(つづく)