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『上総守が行く!』

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2013年 09月 12日

『天空ポタ/究極の下りま専科』<序> tp-1

今年3月、大給守殿から「究極の下りま専科」をやりませんかとの提案があった。
乗鞍岳畳平(標高2702m))から、岐阜県・長野県県境地点(標高2716m)を経由して、乗鞍高原観光センターバス停付近(標高約1500m)まで、乗鞍エコーラインを一気に下ろうというものである。

この「究極の下りま専科」のヒントとなった元祖「下りま専科」のことについて、少々、ここで触れておかねばならないだろう。
昨夏、「下りま専科」と銘打って、市川(兵庫県)支流の越知川名水街道を下る企画があった。
この企画を編み出したのは、ハリポタ藩軍師、六々守殿であった。
齢を重ねると、夏真っ盛りの炎天下、jitensha で走るのは堪えるし、上り坂も苦痛となる。
上り坂の苦痛を避けるため、下り坂のみに徹する、即ち、「下りま専科」なのである。
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この「越知川下りま専科」の詳細については、2012年9月16日から7話に亘って連載している『カズ公の夏の股旅日記/播磨国 神河町の巻』をご覧いただきたい。

この越知川名水街道の「下りま専科」を参考に浮上したのが、乗鞍岳の「究極の下りま専科」企画なのであった。
東国ドラポタ藩と西国ハリポタ藩の合同企画として、ドラポタ藩世話役(兼)ハリポタ藩江戸詰家老の上総よりハリポタ藩内に案内の電子飛脚便を遣わした。
その後、「究極の下りま専科」は危険が伴う面もあり、jitensha 乗りの誰でも彼でもが出来るものではないとの意見があった。
そうした意見も踏まえ、乗鞍高原から畳平までのバスの車窓から坂の様子を下見し、下れると判断できた場合は「究極の下りま専科」を挙行することとし、「究極の下りま専科」と「乗鞍温泉三昧の旅」の二枚看板でこの企画を実施することとなった。

最終メンバーは、ドラポタ藩から大給守殿、南国守殿、上総の3名、ハリポタ藩から御典医殿、六々守殿の2名の、都合5名。
愛馬を携えての、条件付「究極の下りま専科」組は、ドラポタ藩の3名であった。

9月7日(土)朝、東国組は新宿発松本行き高速バスにて、西国組は梅田発松本行き高速バスにて出立したのであった。
東国組、大給守殿(左)、南国守殿(右)@新宿バスターミナル。
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南国守殿(右)、上総(左)@新宿バスターミナル。
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午前8時、新宿発松本行き高速バス。
『天空ポタ/究極の下りま専科』<序> tp-1_a0104495_10251123.jpg
さあ、どんな旅が待っているのであろうか。
わくわく...。

フォト:2012年8月25日、2013年9月7日
フォト#6:大給守殿提供

(つづく)

by kazusanokami | 2013-09-12 10:41 | 天空ポタ/究極の下りま専科


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