朝、5時58分、部屋の窓から来島海峡大橋を眺める。
朝日は見えないが、晴れの予兆。
前日の夕方、糸山公園展望台から写した最後の写真は来島海峡大橋であった。
しかも、船が北から南に航行している風景であった。
この朝も船が北から南に航行している。
昔は水軍、今は商船、来島海峡は瀬戸内海の大事な航路なのだ。
食堂へ行く。
朝餉が出てくる前に窓から風景写真を撮る御典医さん。
「日本三大急潮流」のひとつが、眼下に。
日本三大急潮流とは、鳴門海峡、関門海峡、そして、ここ、来島海峡である。
7時過ぎの風景。
来島海峡大橋は何度見ても美しい。
海峡の北側の風景。
この写真と地図を見比べてみた。
手前、左手は「小島」、右手は「馬島」。
左手奥は「津島」、その右の小さな島は「大突間島(おおづくまじま)」、隘路を挟んで、右手は「大島」、奥中央も「大島」。
瀬戸内海の島の数について、海上保安庁のサイトにこんな記述がある。
--------------------------
瀬戸内海で外周が0.1km以上の島の数は727です。(昭和61年海上保安庁調査)。
島の数は基準の取り方によって色々と変わってきます。
例えば、島の外周が0.1km以下のものまで含めればもっと多くなるでしょう。
--------------------------
さあ、朝餉だ。
身支度を整え、出発だ。
その前に愛馬を格納していたガレージで、前日、びしょびしょになった愛馬のチェーンに注油してやる。
料理旅館「大潮荘」。
料理は勿論のこと、部屋からの眺めも誠に結構な旅館であった。
瀬戸内海国立公園/来島海峡。
親しみ深いところでは、六甲山も瀬戸内海国立公園である。
環境省のホームページを参照すると次の通りである。
---------------------
瀬戸内海国立公園は、昭和9年に雲仙や霧島とともに我が国で最初に国立公園の一つとして指定されました。
紀淡、鳴門、関門、豊予の四つの海峡に区切られた面積の広い海域が公園区域として指定されており、陸域・海域を含めると日本一広大な国立公園です。
---------------------
旅館で貰った「しまなみサイクリングクーポン」。
50円区間券、10枚綴り。
このクーポンがあれば、橋の料金として小銭を用意する必要はない。
全部、使い切れば便利なクーポンだ。
フォト:2013年10月6日
(つづく)