2008年 01月 17日
午後1時半、葛飾柴又、矢切の渡し辺りの「海から17.25km」の標識の地点を出発。 江戸川の河川敷には野球場が多々あり、それらの野球場では、草野球の熱戦、真っ最中。 プレーを横目で眺めながら、そして、時々、jitenshaを止め、景色や、北総線の鉄道橋を皮切りに、次々と現れる鉄道橋や道路橋のフォトを撮りながら、土手のサイクリングロードを走りました。 ポタリングの極意、“鼻歌、鼻歌”で...。 途中からサイクリングロードは、旧江戸川沿いに。 旧江戸川沿いには、“船舶暫定係留所”が幾つかあり、プレジャー・ボートが整然と係留されていました。 周りの景色、建物を除けば、昔、訪れたことのある、ノルウェーのオスロやベルゲンの港のようでもありました。 更に、川沿いには、多くの船宿があり、屋形船が係留されていました。 屋形船での小宴も、また、一興かなと思いつつ、カメラに収めました。 屋形船ばかりではなく、船宿の看板やマイクロバスなども、カメラに収めました。 カメラを携えていると、キョロキョロと被写体を探し、琴線に触れるものは“何でも撮る状態”になってしまいます。カメラは本当に楽しいものです。 カメラ三昧なので、jitenshaを走らせているのか、フォトを撮りながら休憩しているのか分からない状態。これは、毎度のことですが...。 当初の3時半頃には河口着は何処へやら。まだ、まだ、走らねばなりませんでした。 既に、右手の西の方に真っ赤な夕日が。 前方には、何やら、山のようなものが。 そこから、右に目をやると、ディズニーランドの、あの “シンデレラ城”が。 ディズニー・リゾート通でない私は、あの山は何という名前かな?と思いつつ、走りました。 後日、ディズニー・シーのアトラクション、モネ船長によって明かされる地底世界“センター・オブ・ジ・アース”の火山ということが分かりました。 数年前、尾張のチャリ小僧くんがプレゼントしてくれたチケットで、kazusayomeと一緒にディズニー・シーへ行ったことがありますが、この“センター・オブ・ジ・アース”は未体験ながら、モネ船長の“海底二万哩”を楽しんだことが思い出されました。 左手、旧江戸川の対岸にディズニーランドの姿が、そして、真正面には京葉線の架橋が見えてきました。 架橋の向こうに、真っ赤な夕日が沈もうとしています。 Jitenshaを止め、“夕日に向かって走れ”のフォトを一枚、否、数枚。 “夕日に向かって走れ”の言葉は、ロバート・レッドフォード主演の映画の題名の“パクリ”です。この映画は1969年の作品。当時、彼は30歳を少し越えた頃。筆者は学生の頃。あの頃は、低料金の“名画座”で映画三昧でした。 さて、早く走らないと、夕日が沈んでしまいます。 ここは、“鼻歌、鼻歌”ではなく、韋駄天ならぬ、韋“歩駄”天で、文字通り、夕日に向かって走りました。 (注)我々、 jitensha仲間の間では、漢字当て字遊び、造語遊びの中で、ポタリングは“歩駄輪具”と称しており、これを略して“歩駄”と申しております。よって、韋駄天ではなく、『韋“歩駄”天』なのです) 河口の海辺に到着。 そこからの眺めは、言うまでもなく、見事なもの。 西に沈み行く、真っ赤な大円の夕日をカメラに収めました。 何枚くらい撮ったのかは、数えていませんが、遠近、いろいろフォト三昧。 このような夕日に巡り合えたことに感謝、感謝、大満足でした。 時刻は五時前。 「葛西海浜公園にお越しのお客様、そろそろ閉園の時間です...」とのアナウンス。 石畳の海岸沿いを駅の方面へjitenshaを進めていると、またまた、アナウンス。 「西の方へ歩いて行かれているカップルの方、閉園ですので、お戻り下さい」と。 何処から見ているのだろうか?監視カメラでもあるのだろうか?と思いながら、このアナウンスに、思わず、笑ってしまいました(一人笑いは気持ち悪いですが...)。 葛西臨海公園水族園の、光に映えるガラス・ドームや、無数の色や模様に変化する大観覧車などをカメラに収めながら、葛西臨海公園駅に到着。 駅をバックに、ベデワンのフォトを数枚。 今日もjitensha三昧、カメラ三昧。 本日の走行距離は、川沿い+アルファで、41.81kmでした。 第一部、新葛飾橋~葛西ルートの旅、《完》 (第二部、関宿~新葛飾橋ルートの旅に続く)
by kazusanokami
| 2008-01-17 06:51
| jitensha
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