コースガイドブックに「八高線の鉄橋のあたりに珍しい地層があります」と記されており、これを見ることが今回のポタリングの楽しみのひとつでした。
八高線の鉄橋をくぐり、「くじら運動公園」を過ぎたあたりから、川の対岸に”珍しい地層”と思われるものが現れて来ました。
”珍しい地層”は”くじら運動公園”を過ぎたあたりから”昭島市中町三丁目106番地、郷地町三丁目797番地”(河川管理者:国土交通省地方整備局京浜工事事務所の標識に拠る)まで続いていました。
このブログを掲載するに際し、昭島市のホームページを参照したところ、次の通り記されていました。
「昭和36年の夏、市域の多摩川でクジラの化石が発見されました。これにより日本がまだ大陸と地続きであったであろうころ、昭島市の周辺が古東京湾の波に洗われる海浜であり、多摩川の河口となっていたことが想像されます。」
”くじら運動公園”の名称は、これで合点が行きました。
また、この”珍しい地層”は、昔、このあたりが海浜であったというように読めます。
(つづく)