上野源空寺をあとにして、伊能忠敬ゆかりの地、江東区門前仲町と、間宮林蔵のゆかりの地、同区平野へ向かいました。
途中、あちらこちらをポタリング。
稲荷町のかっぱ橋道具屋街を散策し、浅草から吾妻橋を渡り、両国へ。
両国から北斎通りの街路灯を飾る浮世絵を眺めながら、東へ走り、亀戸へ。
亀戸のHANEKAME(羽の生えた亀の像があるんです)を眺めた後、横十間川沿いを南下。
小名木川クローバー橋を渡り、更に、横十間川を南下。
砂町で右折し、葛西橋通りを走り、木場を抜け、門前仲町方面へ。
横十間川親水公園では、カワセミに遭遇!
(立ち寄り先の様子は、追って、別途のブログにて...)
門前仲町/富岡八幡宮。
鳥居をくぐると、左側に、力強く歩を進める姿の伊能忠敬像が。
像の背面の石碑には、「日本全図」と共に、「宝政12年(1800年)閏4月19日(陽暦6月11日)、55歳の伊能忠敬は、この地から全国測量の旅に出発しました。伊能測量200年記念 伊能忠敬像 平成13年(2001年)建立」と刻まれています。
深川黒江町(現・江東区門前仲町)に居を構えていた伊能忠敬は、測量の旅に出掛ける際、都度、安全祈願のため、ここ、富岡八幡宮に詣でたとのこと。
私は、これまで、時折、富岡八幡宮を訪れることがありましたが、遠めから像を眺め、何故、ここに伊能忠敬像があるんだろうと思うだけでしたが、今回、その理由がよく分かりました。
引き締まった表情、ぐっと振り出した左手、「杖先磁石」(「小方位盤」あるいは「彎窠羅針(わんからしん)」ともいう)を力強く握り締める右の拳、力強く踏みしめる足許が表現された、この像、気に入りました。
忠敬さんの歩幅は幾らであったか、それは「下総国佐原村編」をお楽しみに...。
フォト:2009年9月19日
(つづく)