9月19日の"江戸編"に続き、9月22日、間宮林蔵ゆかりの地、常陸国筑波郡上平柳村(茨城県筑波郡伊奈町、現・つくばみらい市)に出掛けました。
屋敷を発ち、新大利根橋を渡り、守谷経由小貝川に架かる稲豊橋に至る。
稲豊橋を渡り、「狸淵」を右折。
「狸渕」の地名にススキが相応しく思えます。
土手沿い下の細道を走り、最初に見えて来る寺は、壽永山浄圓寺(今日風に書くと、寿永山浄円寺)。
間宮林蔵ゆかりの寺ではありませんが、林蔵さんが幼少の頃、この寺の境内で遊んだのではないかと思い、カメラに収めました。
更に、細道を少し走ると、間宮家の菩提寺「専稱寺」(今日風に書くと、専称寺)が見えて来ました。
寺は見えるも、山門に至る道がよく分かりません。
農作業をしていた男性に「こちらが間宮林蔵さんのお寺ですね」と尋ねたところ、「そうですよ。山門に向かう正面の道は、ぐるっと回らねばなりませんので、どうぞ、こちらから」と有難い言葉。
畑の中の道をショート・カットさせて貰いました。
金龍山専稱寺。
山門を飾る、山号「金龍山」の額。
「龍」を集める趣味を持つ小生、二つ目の文字が「龍」であることは直ぐに分かりましたが、最初の文字は、さて? 「金」?
最初の文字が「金」であることは、後刻、訪れた間宮林蔵記念館の館長さんに確認しました。
山門をくぐると、直ぐ左手の、盛り土された小高い場所に、大きな碑が見えました。
先ず、そちらの方へ歩を進めました。
フォト:2009年9月22日
(つづく)