房総フラワーラインを走る。
「南房パラダイス」にて一服。
鯨コロッケバーガーは、この日、お休みでした。残念!
クジラ御土産店とクジラのミニ博物館を覘いてみました。
捕鯨の図。
子供の頃の記憶が甦ります。
キャッチャーボートで捕らえられた鯨が、母船の船尾の開口部から甲板に引揚げられ、薙刀のような解体道具で捌かれていく様子を描いた絵本を、何度も、何度も読み返したものです。
そして、鯨と夕食や給食でいつも出会い、粒を割ると何とも臭い、鯨から作った肝油で遊んだり、確か、歯ブラシも鯨の髭(歯)で作られていたかと、「鯨は捨てるところがありません」との言葉もあったかと...。
捕鯨反対が叫ばれている昨今ながら、筆者は然様なことに少なからず抵抗あり。
「万祝(まいわい)」。
「近代漁業のパイオニア 関澤明清と房総の漁業」。
関澤明清は、明治時代、関澤式砲殺捕鯨法(無炸裂銛を射つ捕鯨砲を用いた捕鯨法)を開発するなど、近代捕鯨の導入に大きな役割を果たした人物。
また、新たに、ベンキョーが出来ました。
さて、この饅頭の御方は、関澤明清のように、後世に名を残されまするかな...。
房総フラワーラインを更に走る。
房総フラワーラインは、海、浜、松林、道の並びとなっており、殆ど、海を見る事なく、松林越しに、海の音(ね)を楽しむコースかと...。
「堆砂注意!」「砂たまり、スリップ注意」の標識に続き、ここでは...。
時折、松林が途切れ、姿を見せる浜辺。
「磯の音(ね)に秋空ヒュルルと鳴くは鳶(とび)」/房総フラワーラインにて
フォト:2009年10月20日
(つづく)